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米沢郷牧場のトレーサビリティーシステムの試みがテレビCMに 目次に戻る

 首都圏コープ事業連合の主要産直産地の一つである、農事組合法人米沢郷牧場で取り組んでいる野菜のトレーサビリティーシステムづくりの試みが、6月6日からテレビコマーシャルとして全国にオンエアされました。

 米沢郷牧場は、BM技術を使った有畜複合経営(有機農法)で、より安全な農畜産物の生産を目指し、自然環境農業のなかで生産された青果物や牛肉・鶏肉などの畜産品は首都圏コープグループの個人宅配とグループ利用「パルシステム」でご利用いただいています。
 米沢郷牧場では、独立行政法人の農業技術研究機構と日立製作所との共同で、超小型チップ(IDチップ)によるトレーサビリティーシステムの研究を行なってきましたが、このIDチップをテーマに、米沢郷牧場を舞台にした日立製作所のテレビコマーシャルとして放映されているものです。

 この間、食の安全が揺らぐなか、昨年の無登録農薬問題では、高畠町も風評被害に揺れました。米沢郷牧場では、「安全な生産による農畜産物を、情報と共に消費者に届けること、きちんと流通履歴と共に送ることが課題」として、生産履歴などの作業情報を消費者が確認できるしくみとして、IDチップによるモノと情報を同時に送る事業に取り組んできました。

 60秒と30秒のCMは、米沢郷牧場の若い後継者たちが農作業に取り組んでいる様子を中心に躍動感のある画面が描かれています。放送は9月下旬まで、下記の番組で放映が予定されています。

放映予定
「日立 世界ふしぎ発見!」(TBS系列28局ネット)毎週土曜日21:00〜21:54
「小林浩美の日立チャレンジゴルフ」(テレビ東京系列6局ネット)毎週土曜日12:30〜13:00

BM技術:自然の自浄力の根源であるバクテリア(B)の働きでミネラル(M)バランスに優れた、生き物にいい水をつくる技術。地域の有機系廃棄物である家畜の糞尿や食品工場廃水、生ゴミなどを資源に変える技術。
IDチップ:0.4ミリ角で38桁の数字を記憶する容量を持っており、土づくりから収穫、出荷まで、生産者の生産工程履歴を消費者が検索できるシステムが可能です。生産された農畜産物と一緒に情報も送ることで、野菜や畜産物のトレーサビリティーが可能となり、食の安全を実現するしくみとして期待されます。