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首都圏コープと会員生協が生産者とつくる交流協議会が各地で開かれました 目次に戻る

 首都圏コープ事業連合と会員生協、産地の生産者でつくる協議会組織の総会が各地で開かれました。

 5月24日(土)、小田原市根府川のスパウザ小田原において、小田原産直組合(長谷川 功代表)、神奈川ゆめコープ、首都圏コープ事業連合、(株)ジーピーエスなどでつくる「小田原食と緑の交流推進協議会」第2回の通常総会が開かれました。

 「小田原食と緑の交流推進協議会」は、昨年4月、食料の自給と安定、持続可能な農業をめざし、地域循環型農業モデルづくりや都市と農村の交流をすすめるものとして、四者が「食料と農業に関する基本協定書」に調印、産直運動を核に、生産者と消費者で地産地消を推し進め、地域活性化の拠点づくりをめざす目的で結成されました。
 24日に開かれた第2回総会では、2002年度活動報告、2003年度活動計画が承認されました。協議会結成初年度の昨年は、ゆめコープの組合員と生産者が協力し、野菜とハーブづくりを通して交流した「みんなの畑」や無農薬・無化学肥料で田植えから脱穀までの稲作体験「たんぼの学校」などの体験交流がすすんだほか、梅干モニター、ブルーベリージャムの商品開発など地場流通への取り組みも開始されました。また「たんぼの学校」や「みんなの畑」の取り組みを通して、農作物が育つ過程や生き物観察など、「食農教育」としても学ぶことができたことが報告されました。

 2003年度活動計画では、これまで2コースだった体験農場を9つの講座に増やし農業体験の充実をはかるほか、食農教育や環境保全型農業を実感する環境教育を重視し、交流事業をさらに活発にすることなどを決めました。尚、同日はこの後、同じ会場において、100万人のキャンドルナイト プレイベント「農と自然を見つめて〜小田原発 スローライフ」が同協議会の主催で開催され、スローライフ(スローフード)を提唱する明治学院大学教授 辻 信一氏の講演と、環境活動家でミュージシャンのアンニャ・ライト氏等による『トーク&ライブ』に120名の参加者がスローライフの夜を楽しみました。

 25日(日)には、茨城県のつくば市谷田部農協において、「JAつくば市谷田部 食と緑の交流事業推進協議会」の総会が開催されました。
 茨城県においても地元の生協ハイコープとつくば市谷田部農協、首都圏コープ事業連合、(株)ジーピーエスの四者が昨年4月、「つくば市谷田部食料と農業に関する基本協定」を結び、生産者と消費者で安全な食料農産物の産直拡大強化、持続可能な社会づくりをすすめるものとして、生消の交流を推進する「食と緑の交流事業推進協議会」を結成し、活動をすすめてきました。

 25日は、協議会総会に先だち、午前からハイコープ食と緑の交流事業企画としてJA谷田部「ふーど米」作り体験の田植えと、体験農園でのトウモロコシの苗の植付けが行なわれ、ハイコープの組合員など155名が参加しました。午後の協議会では、昨年度の活動のまとめ、2003年度の活動方針などを決めました。
 今年度は、「ふーど米」づくりの体験事業、夏から秋冬野菜の栽培体験、秋の収穫祭を通じて1,500人の組合員の参加を図るほか、つくば市高須賀に設けられた市民農園型の体験農場では20区画を登録募集し、交流事業二年目を迎え、生協組合員が参加できる内容に企画を充実させたいとしています。

■食と緑の交流事業・神奈川県小田原と茨城県つくばの取り組み
24日、小田原市で開かれた「小田原食と緑の交流推進協議会」第2回総会(スパウザ小田原にて)
「小田原食と緑の交流推進協議会」の主催で開かれた100万人のキャンドルナイトプレ企画「トーク&ライブ」も開かれました(スパウザ小田原にて)
25日、JAつくば市谷田部の営農センターで開かれた「食と緑の交流事業推進協議会」の第2回総会
つくば市高須賀に昨年設けられた「市民農場」。現在、「畑のオーナー(体験農園)」と交流農場の登録を募集している。