２００２年１２月２３日
生活協同組合連合会 首都圏コープ事業連合

日ごろより首都圏コープグループの無店舗事業パルシステムをご利用いただきありがとうございます。

首都圏コープ事業連合では、先週お知らせしました産直加工品の原料違い問題について、専務理事を
責任者とする対策本部を設置して調査をすすめてきました。調査は過去に遡って産直肉加工品につい
て、商品案内表示点検や原料と製品の伝票チェックをはじめ、取引先確認も実施しました。
今回、組合員の皆様にその後の調査で明らかになったことをお知らせするとともに、改めて深くお詫
び申し上げ、「お詫びの対応」を含めて、最終のご報告をさせていただきます。

　　　　　　　　　　　　＜新たに、調査で原料違いが判明した商品＞


▼商品案内で表示した指定産地以外の産地原料使用が判明した商品

▼商品案内は「国産肉」表示ですが、製造仕様では産直肉の指定が、一部産直肉以外の使用が
判明した商品

　　　　　　　　　　　　　＜組合員の皆様へのお詫びの対応について＞


パルシステムは仕様（原材料等）内容も組合員の皆様に情報を開示しています。今回のお詫びの対象
は、商品案内の表示の有無にかかわらず約束した内容と違いがあった商品全部を対象とさせていただ
きます。

■対象品目・・・・先週お知らせした商品含めた　２４品目
■対象期間・・・・該当商品の過去に遡ったすべての企画
■対応内容・・・・価格の２５％返金
■返金の実施日・・２月６日引き落とし日（１月分請求）

食と農を大切に考え、産直を進めてきた首都圏コープは、誠実な「産直」にこだわります。「商品案
内で組合員へお知らせした産直原料と違う」ということを重大な問題と受けとめ、正直に情報を開示
します。今回の問題は首都圏コープ事業連合の子会社（株）首都圏コープによる委託先への産直原料
肉の納品管理の不十分さからおきました。改めて深くお詫び申し上げます。
首都圏コープは、組合員の皆様にお約束した商品をお届けしていくために、これからも組織をあげて
改革・改善に取り組み、商品管理を強化してまいります。