慶南ハンサルリムの仲間からお便りをいただきました |
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11月4日から8日に日韓(韓・日)生協交流センターを通じて来日した韓国消費者生活協同組合全国連合会からの訪日視察団メンバーの一人、慶南ハンサルリム(生協)組合員のリ・ソブンさんからお便りをいただきました。リさんが所属する慶南ハンサルリム(生協)をご紹介します。
お世話になっております。
今度の日本訪問の時は本当にありがとうございました。
この機会に慶南ハンサルリムについてご紹介します。
慶南ハンサルリムの会員数は、東京の生協には比べられませんが4000世帯くらい。地域社会で私たちの地を守り、環境を守るために努力しています。
日本も同じですが、輸入農産物から私たちの農産物を守る活動や、農薬を使わない運動です。
ハンサルリムは、食べものはできるだけ農薬を使わない農産物を消費者に供給することを基本にしています。そして生産地の仕事を助け、会員の子どもたちの生産地訪問(生命学校)を通じて生産を体験してみるプログラムがあります。
私は会員同士で共同体(6名で)をつくって、ハンサルリムの物を販売しながら、低所得層の子どもを助けたり、自然に親しむ方法でアトピー皮膚炎を治す方法をお互いに研究しています。
日本の生協に比べるとまだまだですが、地域社会の活性化のため、小さい力でも一生懸命努力しています。もう一度、心から感謝します。
11月25日 リ・ソブン |
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お便りを寄せていただいたリ・ソブンさん(右)は、慶南ハンサルリム生協の運営委員さんです。
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*ハンサルリム
有機農産物の生産を通じて都市と農村をつなぐ産直運動を展開している、韓国最大の生協組織。
ソウル、原州(ウォンジュ)、清州(チョンジュ)、釜山(プサン)、慶南(キョンナム)など全土に約4万世帯が加入しています。
慶南ハンサルリムは慶尚南道のハンサルリム組織で、1992年に設立されました。
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