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１０月４・５日　山形県で「米沢郷牧場・鶏肉公開確認会」を開催します 　首都圏コープ事業連合は、来る１０月４日と５日の二日間、山形県東置賜郡川西町において、「米沢郷牧場・鶏肉公開確認会」を開催します。 　昨年９月、日本におけるＢＳＥ（牛海綿状脳症）感染が確認され、また本年に入ってからは、食の信頼を揺るがす重大な食品偽装事件が相次いで起こるなか、首都圏コープグループは、安心して食べられる安全な食品をお届けするために、産直産地での確認の作業と、生協組合員への情報の開示を全力で行ってまいりました。 　また、首都圏コープ事業連合は、ますます関心が高まっている農産物の安全性について、生産者と消費者が一緒に取り組み、共に点検していくしくみとして、公開確認会の取り組みを１９９９年から開始し、２００１年度まで三年間に全国２０ヶ所の野菜・果実の産直産地で実施してきました。 　首都圏コープグループの公開確認会は、産地での栽培や生産の状況に関する取り組みが正しく行われているか、生協組合員と生産者、他産地の生産者、専門家、生協立ち会いの下に公開確認する場として、いま課題となっている、一層の食の安全性確保、環境保全型農業の推進、情報公開とトレーサビリティの確立をすすめる上で、全国の生協産直における新しい取り組みとして注目をいただいてきました。 　２００２年は新たに、生産者と消費者参加によるこの確認作業を畜産産地にも広げ、専門家の方々にも協力をいただきながら開催をすすめております。畜産産地での公開確認会は６月に北海道えりも町で行った「ノーザンびーふ・ふーど部会公開確認会」、８月秋田県鹿角郡小坂町での「ポークランド産豚肉公開確認会」に続き、今回が３回目となります。 　初日となる１０月４日は、午後２時４０分より、東置賜郡川西町の「有限会社　ファーマーズクラブ赤とんぼ」において開催します。当日は、地元の生産者、他の地域・団体からの生産者をはじめ、有識者及び研究者、生協組合員・役職員、行政関係者など多数が参加する予定です。 　また二日目の５日は、朝から飼料工場と鶏舎の現認の視察を参加者全員で行った後、公開監査人より講評をいただく予定です。 首都圏コープ「米沢郷牧場・鶏肉公開確認会」資料 １．日　時：２００２年１０月４日（金）・５日（土） ２．会　場：山形県東置賜郡川西町大字洲ノ島５７６０ 　　　　　　有限会社　ファーマーズクラブ赤とんぼ　電話０２３８−４４−２４００ 　最寄交通機関：ＪＲ高畠駅下車 　車の場合：東北自動車道「飯坂インター」を降り、国道１３号線を米沢方面に約４０分 ■スケジュール １日目 １４：４０ 「公開確認会」開会 （１）開会挨拶（２）主催者挨拶（３）生協組合員代表挨拶 （４）来賓挨拶（５）公開確認会の説明、監査人紹介・監査について １５：４０ 「米沢郷牧場・鶏肉」について、産地より書類に基づく説明 （１）産地の理念、歴史 （２）産地の組織、概要 （３）飼育基準、飼料管理等について １６：４０ 「福島Ａ＆Ａブロイラー」より、書類に基づいて説明 （１）組織概要及び鶏肉処理、解体、製造について （２）工場のライン別の衛生管理について （３）原料肉の品質検査体制について １７：００ 監査人からのヒアリング調査（１８：００終了予定です） ２日目 ８：００ 宿泊先出発 ８：５０ 飼料工場視察 （高畠飼料工場：山形県東置賜郡高畠町大字一本柳　０２３８−５７−４２２５） ９：２０ 鶏舎視察 （小菅農場：山形県米沢市下小菅６３０　０２３８−３７−５６１８） １０：１０ 公開確認会のまとめ（会場・有限会社 ファーマーズクラブ赤とんぼにて） ■公開確認会の主な内容 （１）書類審査：データの公開と参加者全員による確認 （肥育から出荷までの管理書類をすべて公開し、参加者のヒアリングによる審査） （２）生産者の生産フロー等の生産管理体制審査（システムの確認） （生産者が肥育管理基準にそった肥育管理をしているかを検証する） （３）出荷、流通の審査（福島Ａ＆Ａブロイラー） （生産者からの出荷後、処理・カットライン別、製造の衛生管理、原料肉の検査体制の審査） ■参加対象者 （１）各生産者、他団体の生産者 （２）有識者、研究者 （３）首都圏コープ事業連合　生協組合員　職員 （４）（株）首都圏コープ （５）地域行政関係者　市町村 （６）その他 ■公開される資料 （１）農場台帳　生産者履歴 （２）農場の生産肥育管理記録表 （３）畜産物の出荷計画および出荷実績（生産者からの入荷羽数と整合性がとれるか） （４）組織図、定款、規約、肥育管理基準 （５）と鳥・検査の記録 （６）事前調査結果 事前調査　（株）首都圏コープ・検査官が農場・工場巡回なども含めて実施します。