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首都圏コープグループの情報誌 POCO21読者交流会が開催されました 目次に戻る

 9月20日(金)飯田橋東京都消費生活総合センター17F教室1・2において首都圏コープグループの情報誌POCO21の読者交流会が参加者約70名を集めて行われました。

 POCO21の編集会議メンバーであるノンフィクションライター4人の皆さん(橋本克彦さん―POCO21編集長―、久田恵さん、佐野眞一さん、吉田 司さん)にもご参加いただき、現在のこの不透明な社会、世相についてお話をいただきながら、読者との交流を深めました。

 前半は佐野眞一さん、吉田 司さんに、それぞれの視点から現代社会を斬っていただきました。
 佐野さんには、自らの取材活動を元にした、二、三世代前の日本人の責任の取り方等、お話いただきました。不祥事が続き、企業のトップの対応のまずさが指摘されているなか、日本人の責任感覚の変遷には、感慨深いものがありました。

 また吉田さんには、戦前のドイツと現在の日本を比較しながら、今の日本の抱える問題について浮き彫りにしていただくなか、「庶民という生き方」についても、提示いただきました。

 後半は4人の編集会議メンバーを囲み、会場に集まった読者から質問や意見をいただきながら、交流を深めました。日頃感じていることや編集会議のメンバーへの質問など、会場の参加者からさまざまな意見や質問に、和やかな交流のひとときを過ごしました。最後は、4人の作者のサイン入り著作本のプレゼント抽選会もあり、おおいに盛り上りました。

POCO21について
 首都圏コープグループは、60万人規模の生協となり、この規模は一つの地方都市規模に匹敵する世帯数となっています。また、生協事業をとりまく環境も、食の安全性から暮らしの安心、さらには福祉、環境など生協のみでは解決できない地域的な取り組みが必要な課題までを含むようになってきています。一人ひとりの組合員がこれからの生協活動と直接、自立的に向き合っていただき、社会や暮らしをづくりを一緒に考え、ともに作り上げていく、という姿勢を明確にするため、2時間で読み解く、食卓の社会情報誌をキャッチフレーズに2002年6月、POCO21を創刊いたしました。

POCO21編集会議作家メンバー

佐野眞一氏 「旅する巨人」で第28回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
週刊文春に連載した「ドキュメント・日本の性」を改題した「性の王国」で地歩を築く。
橋本克彦氏 POCO21編集長
「線路工手の唄が聞こえた」で第15回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
劇団研修生、ラジオのキャスター等さまざまな経験を持つ。
久田 恵氏 「フィリッピーナを愛した男たち」で第21回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
現在、朝日新聞家庭覧でコラムを執筆、読売新聞では人生相談の回答者としても活躍中。
吉田 司氏 「下下戦記」で第19回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
現在は、『個人情報保護法案拒否!共同アピールの会』のメンバーとして精力的に活動中。

当日スケジュール
13:30 開 場
14:00 主催者挨拶
14:05〜14:50 佐野眞一的「時代の考察」
14:50〜15:35 吉田 司的「時代の考察」
休 憩
15:45〜16:45 編集長橋本克彦&久田 恵  トークと対話
16:45 お楽しみ抽選会
17:00 解 散