うしさんに会いにいこう!ツアー2002を開催しました |
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首都圏コープの牛乳産地の一つ、埼玉県秩父で7月27日(土)、「うしさんに会いにいこう!ツアー2002」を開催しました。
毎年、人気のこのツアー、今年は、5つの会員生協から、16家族、60名(うち子ども23名)の参加。今回初めて、バター作りにも挑戦しました!今年のツアーをレポートしました。
今回で3年目となった、「うしさんに会いにいこう!ツアー」。今年は、パルシステムでおなじみの「うしさんのおちち」、「低脂肪乳」、「Ca低脂肪乳」、「クリーミーヨーグルト」を製造している秩父乳業株式会社を見学、その原乳生産者の一人、丸山健二さんの牛舎を訪問、その後、秩父乳業(株)の事業所のひとつである登谷高原牧場でのバター作り体験と、盛りだくさんの内容で行われました。
7月27日(土)10時、西武秩父駅はもう、うだるような暑さです。集合した会員生協(今年は東京マイコープ、神奈川ゆめコープ、エルコープ、ドゥコープ、ハイコープの5生協)の、組合員さんと家族、事務局の総勢70名は、3台のバスに分乗し、最初の見学地である皆野町の秩父乳業(株)へ向かいました。
■秩父乳業(株)訪問
秩父乳業(株)では、社長の新井さんをはじめスタッフの皆さんが暖かく迎えてくれました。参加者は、二つのグループに分かれ、会社の概要、酪農生産者の現状、パルシステムで取り扱っている牛乳の製造工程などの説明を受け、酪農家から集荷された原乳が、検査の後、工場のタンクに移される様子を見学しました。
パルシステムの「うしさんのおちち」、「低脂肪乳」、「Ca低脂肪乳」、「クリーミーヨーグルト」を実際に試食しながらの説明に、「うしさんのおちち」を毎日飲んでいるという小畑ゆりこちゃん、なおきくん兄弟は、「毎日飲んでるけど、おいしいよ、大好き」とご満悦。「去年応募してはずれたけど、今年は当たって、来ることができました」とニコニコ顔の富山さんは、「『うしさんのおちち』は、家族で大好きで、いつも飲んでます。うしさんのキャラクターもかわいくて、子どもたちは大好きなんです。低脂肪乳は初めて飲んだけど、市販品より濃い感じがする。今度注文します」と話しました。
説明を聞いて部屋を出る時、男の子がささやくように「ヨーグルトおいしかったね」と、お父さんに話しかけ、それを受けたお父さんが、静かに頷いていたのが印象的でした。
■酪農家 丸山健二さんの牛舎見学
(丸山さんは、パルシステムの牛乳の原乳を生産しています。酪農家歴は、25年。37頭の牛を飼育しており、1日に700kgの原乳を出荷しています。)
牛舎の敷地に入る前に、全員、足カバーを履きました。牛舎に雑菌を持ち込まないためです。丸山さん夫妻とあいさつをした後、いざ“うしさんに会いに”牛舎の中へ。
恐くて、両耳をふさぎ、お父さんに手を引かれている子、だんだん慣れて、近くでじっと観察する子、丸山さんに熱心に質問している子。最初は、恐る恐る、といった緊張感が漂っていましたが、だんだん牛舎の空気がいきいきと変わってきました。みんな気分はもう、“うしさんとおともだち”です。思いおもいに、うしさんとコミニュケーションをとっています。
■登谷高原牧場で、昼食、バター作りに挑戦!
お腹はペコペコ、でもその前にひと仕事。自分たちでバターを作り、それをパルシステムのバターロールに塗って食べるのです。秩父乳業でいただいてきた生クリームを、親も子もみんなでシェイク!、シェイク!、ひたすらシェイク!。数分間振り続け、水が分離した状態になったところで、さらに20回ほど振り、中の水を捨てると出来上り。しかし、この日はとても暑く、条件的に厳しいということで、氷で冷やしながら作業しました。
出来上った家族は、さっそくパンにぬって試食。「こくがあって、おいしいですね。」と十分に満足されている様子でした。(事務局もやってみましたが、バターというよりも、マーガリンのような、ホイップクリームがちょっと油っぽくなったようなものになり、失敗!?)
昼食のあと、牧場のうしさんに餌をあげたり、牧場内を自由に散策。最後に集合写真を撮って帰途につきました。バスの中では、すっかり仲良くなった子どもたち同士が「今日は来て良かったね」、「来年もまた来たいね」、「また会おうね」と、楽しそうに話していました。
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(株)秩父乳業では、試食しながら、牛乳について勉強中。「いつも食べてるよ。妹も、ぼくも、大好き。おいしいよ。」
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原乳の生産者、丸山健二さんの牛舎を見学。「うしさんて、大きんだね。ちょっと恐いけど、もっと近くで見てみようかな。」
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今日のすべての行程を終え、登谷高原牧場で、参加者みんなでパチリ。「最高に楽しかった!」の言葉をいただいて、事務局も、暑さを忘れました。
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