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首都圏コープ事業連合は、6月29日・30日の二日間、山形県長井市の「JA山形おきたま」において米の公開確認会を実施します。 この間、ますます関心が高まっている農産物の安全性について、首都圏コープ事業連合では「農薬削減プログラム」を策定し、生産者、消費者の共同作業により6つのアクションプログラムを実行してまいりました。 その一つとして1999年から「公開確認会」を開催し、農産物の生産に関わる産地データの公開をもとに、栽培管理、圃場、保管状況、流通、精米し商品化までの生産管理体制の確認を生産者、消費者参加により実施してまいりました。これまでに全国の産直産地20会場で行ってきました取り組みを、今年は新たに生産者と消費者による「環境保全型農業推進会議」を主体として、農薬削減にとどまらない取り組みをさらに進めてまいります。 この公開確認会を契機として産地では、内部の栽培管理の体制を整え、農法のレベルアップを実行してきた一方、消費者は、産地の農薬削減にむけた取り組み努力をきちんと評価し、産直関係の絆をお互いにより強固なものにしていまいりました。 この間、食品偽装事件の多発により食品への不安が増大している中で、公開確認会を通じた食の安全性の確認、環境保全に貢献した農業づくり、情報公開・トレーサビリティ―の確保など、首都圏コープが進めてきた産直の新たな信頼性構築が社会的にも非常に注目されています。2002年度は、新たに畜産産地も加え、畜産3産地、米2産地、青果5産地の全国10の産地で公開確認会を実施してまいります。 |
■「JA山形おきたま」公開確認会
1.首都圏コープグループの公開確認会について 2001年4月の新JAS法施行後、有機農産物の認証については様々な団体が認証システムを立ち上がり、検査、認証が行なわれています。農水省が制度化した登録団体による第三者認証に対して、それのみに終わらせず関係消費者、関係生産者、流通業者、専門家など多数の人の参加により草の根的に監査を実施する方法として「公開監査」が提起されてきました。首都圏コープ事業連合と生産者でつくる農薬削減プログラム推進会議では「公開監査」を産地の農薬削減にむけた取り組みを評価、検証する一つの手法として取り入れ、産地のデータを公開して、多数の参加者で栽培管理書類や物流、圃場等を確認しています。2.JA山形おきたまについて 所在地 山形県東置賜郡川西町大字上小松978-13.公開確認会スケジュール
4.確認のポイント (1)書類審査―データの公開と参加者全員による確認(栽培管理書類をすべて公開し、参加者のヒアリングによる審査) |