■首都圏コープ 第3回農業問題を考える連続討論会 参考資料
- 日 時:2002年2月18日(火) 午前10時から午後1時
- 会 場:飯田橋セントラルプラザ 17階学習室Ⅰ・Ⅱ
- テーマ:「パルシステム国際産直及び国際提携開発基準を考える」
◆基調講演「食のグローバル化と生協の国際提携」
講師:豊田 隆(とよだ たかし)氏(東京農工大学 大学院 農学研究科教授)
◆当日のパネラー(*敬称略)
豊田 隆(とよだ たかし) |
東京農工大学 大学院 農学研究科教授 |
太田 朝昭(おおた ともあき) |
首都圏コープ事業連合 専務理事 |
加藤 久美子(かとう くみこ) |
生活協同組合ドゥコープ常任理事/首都圏コープ事業連合理事 |
大安 さとる(だいやす さとる) |
首都圏コープ事業連合 商品企画部グループ長 |
◆農業問題を考える連続討論会について(計3回)
第1回 10月2日(火)「現在の農業問題を学ぶ」 ~グローバル化の意味するもの、世界の食料問題、日本の農業問題、WTO・農業輸出国(米国等)の戦略について、農林中金総合研究所部長の蔦谷栄一氏を講師に第一回討論会を行いました。
第2回 12月22日(土) 「農業問題で生協の果たす役割は何か-日本の農業への貢献、食の問題」
~「農業問題で生協の果たす役割は何か-日本の農業への貢献、食の問題」をテーマに、さまざまな分野の7名の方々をパネリストにお迎えし、異なった視点から問題提起をいただきました。成蹊大学経済学部教授の本間 正義氏は、農産物の価格形成、農業資源活用の上での企業の参加問題、食の安全保障とコスト問題、WTOの一員である日本のアイデンティなど、多岐の問題を提起されました。また、農業ジャーナリストの土門 剛氏は、「競争システムの働かない産直は生産者を甘やかしているのでは?」と問い、農林水産省・農林水産政策研究所長
篠原 孝氏は「賢い消費者はフードマイレージという概念を用いて身近な所で取れたものを食べるようになってきている」など、それぞれ生協への率直な意見がだされました。
第3回 2月18日(火)「パルシステム国際産直及び国際提携開発基準を考える」 ~東京農工大学大学院農学研究科教授の豊田 隆氏より、多国籍企業による寡占化がすすむ国際農業開発と世界のなかでの日本の役割、食のグローバル化のなかでの本来、生協が果たすべき役割、国際提携の考え方について多くの示唆をいただきました。
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熱心な質疑が行われた第3回討論会の会場 (2月18日飯田橋セントラルプラザにて)
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