2002年2月15日
生活協同組合連合会
首都圏コープ事業連合

１５日付の朝日新聞朝刊において、愛媛県新居浜市の生協が共同出資した食肉加工工場で、輸入肉を国産肉に偽装した疑いのあることがわかったとの報道がされました。

首都圏コープグループの個人利用・グループ利用組合員の皆さまにお届けしている『パルシステム』の牛肉は、生産者・飼料を含め肥育方法をすべて把握しております。
加工は、首都圏コープ事業連合が100％出資する子会社の株式会社 首都圏コープ(本社・加工工場：千葉県習志野市)が、『パルシステム』で供給する牛肉を専門に扱っており、一般への流通は行っておりません。
この間、輸入牛肉を国産肉とした偽装は、消費者や食の安全に対するあるまじき重大な行為として強い憤りを覚えます。首都圏コープグループでは、日本の農業を守る考え方から、輸入牛肉の取扱いはもとより、加工もおこなっておりません。従いまして、加工の段階で輸入牛肉が混じることはありません。

また今回の報道では、偽装された牛肉の一部がギフト商品として出荷されたとのことですが、首都圏コープグループで取り扱っているギフト商品は、通常供給の肉と同様、産直提携産地の肉を基本にお届けしており、提携産地以外の場合も産地が確認できるものしかお届けしていません。　
この間、取り扱いの『２００１年末ギフト商品』の牛肉の各お取引先、産地を別表のとおりご案内します。

■｢パルシステム｣2001年末ギフト供給商品一覧