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雪印食品が輸入牛肉を国産と偽装した報道について 目次に戻る

1月23日朝刊及びテレビで第一報の報道がされて以来、各メディアで一斉に雪印食品の「牛肉偽装」が報道されています。
 雪印乳業の子会社である雪印食品が、輸入牛肉を国産と偽って国産牛買取り制度により業界団体に買い取らせていたというものです。

 首都圏コープグループの無店舗事業『パルシステム』では、製造元が雪印食品となっている食品の取扱いは行っておりません。
 また、日本生協連が雪印食品に製造委託し、販売しているコープ商品(ハム・ウィンナー、ベーコンなどの加工肉、ハンバーグ)の取扱いについても首都圏コープグループでは取扱いは行っておりません。

 今回の事態は、企業としての社会的責任と、BSE(牛海綿状脳症/狂牛病)問題での消費者の不安を拭う目的で行われている国産牛買い上げ制度の主旨に反するばかりでなく、何よりも消費者に不信感を与え、消費回復に期待をかける肉牛生産者の経営を圧迫するものです。
首都圏コープグループは、BSE問題で危機にある日本の畜産業を「パルシステム」を通じ、これからも応援してまいります。