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牛海綿状脳症(BSE)の疑いのある牛の発生に関する報道【狂牛病報道】についての最新情報 目次に戻る

首都圏コープ事業連合

2001年9月11日付けで農水省よりプレスリリースされたに千葉県疑似牛海綿状脳症に関して、9月19日現在の最新情報をお知らせいたします。

1 経過
9月10日、農林水産省発表を受けて、標記の件についてテレビなどで報道がありました。
該当の酪農家で一緒に飼われていた牛は隔離され、肉は市場に流通しない体制にしています。該当の牛(乳用牛)はすでに焼却処分しているとの報道でしたが、9月14日(金)になり、肉骨粉に使用されたと報道されました。この牛から製造された肉骨粉は、調査の結果出荷されていないことを確認しているとのことです。農林水産省は「乳を飲んでも人への危険性はない」としています。

2 牛乳・乳製品・牛肉について
牛乳・乳製品・牛肉は全般的に安心です(世界保健機構(WHO)および国際獣疫事務局(OIE)による)。
国際獣疫事務局(OIE)の基準では、狂牛病(BSE)発生国からの輸入にあたり除去すべき部位として「脳、眼、脊髄等」が指定されていますが、「筋肉(骨格筋)、生乳、舌、肝臓、心臓、胃等」はこれらに含まれません。

3 生協の商品について
(1)牛肉
生協の牛肉産直産地農場について安全性を確認しております。

・牛肉の産地は以下の通りです。
ノーザンびーふ(北海道えりも・足寄・滝上・白滝)
こんせん牛(北海道根釧地域)
薄農場(北海道上士幌)
米沢郷牧場(宮城県山形県)
以上の4産地の農場です。
※冷蔵肉の製造場所が千葉県習志野市になっておりますが、牛肉の産地ではありません。生協専用の食肉加工場の所在地です。

(2)牛乳
生協の牛乳産直産地農場について安全性を確認しております。

・牛乳の産地は、以下の通りです。
「こんせん72」北海道根釧地方
「うしさんのおちち」「COOP低脂肪乳」[HTSTCa低脂肪乳]埼玉県秩父およびその隣接地域
「ノンホモ低温殺菌牛乳」神奈川県津久井郡

(3)加工品
牛を由来とした原料を使用している加工品については、調査済です。加工品につきましても安心してお召し上がり下さい。

4 日本での狂牛病に関する検査体制
家畜伝染病予防法(農林水産省所管)に基づく臨床検査やと畜場法による臨床検査を行っています。
また、食品衛生法の第5条に特定疾病にかかった獣畜の肉等の販売等を禁止していますが、厚生労働省令を改正し、特定疾病に「伝染性海綿状脳症」を追加しています。
現在国内で飼育されているすべての乳用牛および肉用牛の臨床検査を9月中に農水省の指示の下行うことになりました(検査員は各都道府県家畜保健衛生所の獣医師等約5,800名)。

5 今後の対応と情報の伝達について
今後もより一層の組合員様への危険性の排除と商品の安全性確保に努めると共に、正確な情報を逐次お伝えしていきます。