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ホーム > 産直へのこだわり > 産地かあちゃん通信 > (農)庄内協同ファーム 菅原すみさん
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産地かあちゃん通信 産地を支える“かあちゃん”からのメッセージをお届け!おすすめのレシピなどくらしに役立つ情報も!!
菅原すみさん
第18回
有機栽培の田んぼが一面に広がる

庄内協同ファームは、山形県の海寄りに位置する庄内平野で、稲作を中心に農業を営む生産者グループ。
「豊かな自然環境を大切に」「安全とおいしさを求めて」という2つの理念を持ち、有機農産物の生産を中心に行っています。
おもちでおなじみの産地ですが、ふーど米や枝豆の産地でもあります。


(農)庄内協同ファーム 菅原すみさん
一度は東京で就職。その後、生まれ故郷の庄内に戻り、結婚して農業の道へ。夫・孝明さんとは「幼稚園からの同級生」。現在では有機米を中心に、年間60〜70種類の野菜を栽培するほか、庄内地方の伝統食「しそ巻き」の生産をしています。趣味は古布を使った織物。

〜産地の食べ方教えます!〜
すみかあちゃんのレシピ

産地の名物、枝豆を使ったごはんと、庄内の昔ながらの「お雑煮」を紹介します。
枝豆ご飯
 
材料 うるち米3合、もち米1合、枝豆1合、塩小さじ1/2、酒大さじ2、しょうゆ40cc、砂糖大さじ2、だし昆布1/2枚
作り方
1. うるち米ともち米をとぎ、水を切ったあと、枝豆とそのほかの調味料全部、だし昆布を入れ、ふつうの水加減で炊く。
枝豆は、生のままの方が風味があっておいしいのですが、皮むきが大変な方は、さっとゆでてむくと簡単。おにぎりにしても美味!
庄内の雑煮もち
材料 もち、ごぼう、しいたけ、しめじ、ずいき芋の茎、岩のり、油揚げ、しょうゆ、酒、みりん、だし(煮干し)
作り方
1. だし汁でささがきごぼう、きのこ、ずいき芋の茎、油揚げを煮て、しょうゆ、酒、みりんで味を調える。
2. もちを入れ、器に盛り、岩のりを入れる。
庄内の里、山、海の味がします。岩のりの風味がポイント!


“ふーどの白丸もち”は、かけがえのない「戦利品」
▲すみさんの田んぼに飛来する白鳥。
「毎年、落穂をついばんでいきます」
「稲刈りが終わると、ほっとする」というすみさん。有機栽培の田んぼから、病気などがほかの田んぼに伝染しないか、田植えから稲刈りまでずっと気にしているそう。「幸い、うちのまわりは“カモ街道”って呼ばれるほど有機の田んぼが多いからまだいい方」。そう、すみさんの田んぼには「カモ」がいます。「有機栽培を始めたころは、夫婦、いえ、家族中のケンカの種でした。失敗ばかりで収量が半分になったことも。農法も安定するまで鯉を飼ったり、いろいろ試しました。今はカモと紙マルチです」。有機ほ場を少しずつ増やし、今では当初の7倍に! 「ひたすら草との戦い。とにかく草取りよ」。今年は近年にない豊作で品質も良いとか。この米をグループの加工場でおもちにします。「つきたてのもちが、やわらかく温かく白く丸くなってでき上がる瞬間は大きく輝く真珠のよう。有機栽培田で虫や草たちとの戦いに勝った私たちの戦利品です。“ふーどの白丸もち”を食べるときに、有機のことを少し考えていただけるとうれしいです」。
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