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ホーム > 産直へのこだわり > 産地かあちゃん通信 > 無茶々園 片山恵子さん
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産地かあちゃん通信 産地を支える“かあちゃん”からのメッセージをお届け!おすすめのレシピなどくらしに役立つ情報も!!
第11回
目の前の海を汚したくない!

愛媛県西予市の南西部、明浜町にある無茶々園は、宇和海と標高400m前後の山に挟まれたリアス式海岸に立地した陽当たりの良いところです。「大地とともに心を耕せ!」を合言葉に、環境破壊を伴わず健康で安全な食べ物の生産を通してエコロジカルな町づくりをめざしています。

無茶々園 片山恵子さん
夫で、無茶々園代表の元治さんが取り組んでいる「ファーマーズユニオン天歩塾」を支え、日本各地やアメリカ、ベトナムなど海外からの研修生を受け入れている。研修生のお弁当作りもしており、「今日は肉の嫌いなアメリカ人の子に合わせたメニューで8人分作りました!」。

〜産地の食べ方教えます!〜
恵子かあちゃんのレシピ

ちらしずし
お祝いのお料理にぴったり!
材料 米5カップ(1:砂糖70g、酢75cc、塩14g)、ゴボウ50g、油揚げ1/2枚、しいたけ3枚、レンコン50g、ジャコテン1/2枚、ちくわ1/2本、かまぼこ少々、いりこだし2カップ、人参40g、チリメンジャコ50g、絹さや少々、(2:しょうゆ、みりん、砂糖、油少々)
作り方
1. 米を炊き、1の割合で酢めしにする。
2. 人参と絹さやは塩ゆでしておく。ささがきにして水につけたゴボウを油で炒め、油揚げなど細切りにしたほかの材料を入れて出し汁で炊き、2でうすく味をつける。
3. 酢めしにすべての材料を熱いうちに混ぜ込む。
錦糸玉子をふってもよい。

具は季節のものを入れたりして、お祭りや七夕、冠婚葬祭など人が集まるときにはいつもこの地方で作られます。こちらのいなりずしの中身は必ずこのすしが入れられます。


環境にやさしい生活を
▲無茶々園(愛媛県)
「うちのあたりは本当に目の前がすぐ海で、遠い家でも海まで100mくらい。排水はすぐそこに流れていくでしょ。この海を汚したくない!と思って」30年以上、粉石けん派の恵子さん。廃油石けん作りもしています。「初めのうちは誰にも相手にされなかったけど、漁業をやっている女性たちといっしょに石けんを広めたんですよ。町にも働きかけて“石けんハウス”も作ってもらいました。町の人が廃油を持ち込んで、苛性ソーダは無茶々園が用意してね。町民ならいつ行ってもすぐ石けんが作れるようにしてあるんです」。1年ほど前からはさらに進んで石けんをなるべく使わずに水だけで洗濯するとか。「娘から教わったクリーンリングというプラスチックのリングを入れるだけで、泥汚れもキレイに落ちるんですよ。みんなにもにおいを嗅いでもらったけど息子のシーツも臭くないのよ(笑)。今、たくさん買って町の人に勧めているところ」。明浜の海はますますきれいになりそうです。
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