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大和(奈良)と紀州(和歌山)の境の山間地帯にあることから名付けられた大紀コープファーム。人と地球にやさしく、持続的発展ができる農業をめざす専業農家が集まり、主に梅と柿を生産しています。
大紀コープファーム 小西明子さん
大阪のビジネス街、本町でコンピューター関係のお仕事をなさっていた明子さん。結婚を機に、農業をはじめました。大きな転身でしたが、「ここに来てよかった。山の傾斜地の途中にあって、下の町が見下ろせるんですよ。まわりにはスギやヒノキ、柿、梅の木がたくさん。海がないのが残念ですが、とってもいいところです」と語ります。

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柿さっぱり風味
普通に食べるのとは、一味違うさっぱりした食味が楽しめますよ。 |
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梅1kg、しょうゆ1リットル、干しシイタケ、昆布、かつお節を漬け込む。 |
2. |
3ヶ月たったら干しシイタケ、昆布、かつお節を取り出す。(取り出さないと腐るので注意) |
3. |
漬け込みから6カ月ほどたてば完成。
※梅味噌は水炊きのたれや、和え物に。梅ぽん酢はお鍋にぴったりです。冬の鍋料理にどうぞ。
※梅の季節にぜひチャレンジみてください |
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食べ歩きも大好き!
「お嫁にきたばかりの頃は、1日ぼーっとしていられる日もあったけど、今はできないわねぇ」。昔より畑も増えて、ほぼ毎日、梅と柿の畑に行っているという明子さん。朝出て、お昼に一度帰ってきて、夕方日が暮れるまで畑仕事をするそうです。夕飯作りも大変では?「どんなに忙しくても出来合いのおかずは買わないわね。自分の口に合わないから。やっぱり生きている以上おいしいものを作りたいし、食べたいもの」。義理のお母さんが作る野菜など、旬の食材を使って毎日お料理しています。早く作る秘訣は?「昔は前もって一週間分のこんだてを考えていました。考えずにぱっと料理に取り掛かれるでしょ。忙しいから買い物も週に1回くらい。同じ材料でも調理方法を工夫しています。魚だったら、炊く、煮る、ムニエル、あんかけとか。何にするか、困ったときはカレーです(笑)」。4人姉妹の明子さん。よくご兄弟やお友達と大阪へ食べに行くとか。「この前おいしいパスタを食べて、何で味付けしているか考えてうちでもやってみたの。簡単でおいしかった」と、研究熱心なかあちゃんです。 |
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