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産地かあちゃん通信 産地を支える“かあちゃん”からのメッセージをお届け!おすすめのレシピなどくらしに役立つ情報も!!
第4回
何事も負けない、めげない、迷わない“いい加減”で!

千葉県・神奈川県で養豚を営む13名からなる首都圏とんトン協議会。豚にストレスがかからないよう、温度調節と換気をこまめにしたり、衛生に気を配ったりして、病気に強い豚を育て、薬に頼らない飼育に取り組んでいます。

首都圏とんトン協議会 和田早苗さん
「一切仕事(養豚)はしなくていい」との約束で、26歳で結婚した早苗さん。結婚した年の冬は雪が多く、たまたま手伝ったのが豚との運命的な出会いとなり、ご夫婦で豚を育てて20年が経ちました。夫の順一さんから「“手伝って”と言われたことはないの。豚って本当にかわいい!」と100頭の豚の“やさしいお母さん”として活躍中。豚の健康を第一に考え、けっして叩かず、おだやかに育てています。

〜産地の食べ方教えます!〜
早苗かあちゃんのレシピ

豚うす切り肉の冷しゃぶサラダ
(2〜3人前)

夏バテ防止、疲労回復に効く!
材料 豚肉(200グラム)にんにく(2かけ)、砂糖(大さじ2)、しょうゆ(大さじ2)、酢(大さじ1)、ラー油(小さじ1)またはコチュジャン(小さじ1)、レタス(4枚)、たまねぎ(小1個)、きゅうり(1本)、トマト(1個)
作り方
1. 豚肉は熱湯にくぐらせ、火がとおったら冷水にとり、ペーパータオルで水分を取る。
2. にんにくはできるだけ細かくみじん切りにする。ボールににんにく、砂糖、しょうゆ、酢を入れてよくかき混ぜる。お好みでラー油またはコチュジャンを入れる。
3. 皿にレタス、たまねぎのうす切り、きゅうり、トマトをならべ、その上に豚肉を並べる。そして2のあわせ調味料をかける。

※焼肉のたれ風の調味料が自分で作れます。豚肉、にんにく、そして酢が元気の素に!すりごまやたまねぎのすりおろしたものをいれるとコクがでておいしいです。いろいろアレンジして楽しんでみてくださいね。


豚肉は愛情のこもった産物
「豚ってね、種付けから出荷するまで280日〜300日かかるの」と早苗さん。1回の出産で12〜15頭が生まれること、豚のお乳は14あること、1頭のメス豚は平均9回もお産すること…「基本的なことをみんなは知らないんじゃないかしら?」と教えていただきました。安全でおいしい豚肉を作るために、豚の健康管理には気を使います。「人間でいう予防接種をしたり、夏は暑さに、冬は冷えないように気を配ったり、毎日顔を合わせて「元気?」と確認しているのよ」。すべての豚の性格をノートにつけているとか。豚のことが心配で、ストレスで体を壊したことも。まさに我が子のような豚への深い愛情を感じます。「仕事は楽しいですよ。楽しんでやらないと豚に伝わってしまう。でも手をかければその分豚は応えてくれるの。“いい加減”がポイント」。生き物相手の休みのない毎日ですが、「出かけると豚のことが心配で、かえってストレスになっちゃう」と笑う早苗さん。そうは言っても、健康作りのためのテニスを楽しんだり、地区や農協婦人部の役員をなさったり、なんでも楽しんでいるかあちゃんです。
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