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ホーム > 産直へのこだわり > 俺達の夢 天童果実同志会青年部

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次世代を担う 産直産地“若手生産者”紹介


【第4回】天童果実同志会青年部


自分の農産物に自信を持って「おいしいです」と言える農産物をつくることです。そのために、地域の果樹研究会に毎月参加し、農業技術を磨いたり、情報交換をしています。


天童果実同志会青年部は、2005年7月に天童果実同志会で公開確認会を初めて開催するにあたり、その手助けに若手の力を…ということで結成されました。メンバーは現在3人で、年長者の片桐道也さんが代表を務めています。

僕は農業を継ぐことにはあまり抵抗なかったです。片桐雅人くんも小さいころからよく園地につれて行かれ、そこで遊んだりしていたので抵抗なかったとか。ただ、親の策略にはまったみたいでちょっと複雑…とは言ってますが、とても充実しているみたいです。伊藤洋平くんは大学に進学したのですが、大学3年生の時、「農業やっていいか?おかあさん」って言ったそうです。でも親からは一言も“しろ”とは言われたことがなかったとか。

天童同志会の初めての公開確認会にて青年部もお披露目。(2005年7月)
公開確認会の準備のときは、資料をパワーポイントにしたり、ホッチキスで留めたりなど、たいして貢献はできなかったのですが、公開確認会の会場で参加者のみなさんに青年部のお披露目をしてもらい、3人という少人数ながらも少しずつがんばりますと宣言しました。

いまはそれぞれの農作業でいっぱいいっぱいで、なかなか3人で何かするということができません。ただ僕たちの住んでいる山口地区で行われている山口果樹研究会という若手農業者の集まりに参加し、園地巡回や技術の高い先輩の生産者を講師に呼んで剪定講習会を開催したりと、おいしい果実をつくるために勉強しています。この研究会はJAに出荷していない若手生産者が中心になり4年前に立ち上げた会ですが、今では学びたい若手生産者はどんな人でも受け入れており、地域まるごとで栽培技術やおいしさの向上を目指しています。

りんごやラ・フランスの収穫が終わるとちょっと一息つきますが、1月の末からは剪定作業、5月初めの摘花、摘果作業、6月に入るとさくらんぼの収穫と出荷作業で睡眠時間を削っての作業が待っています。また今年は椋鳥や尾長鳥が大発生し、つがるや和梨がほとんど食べられてしまいました。思わぬ苦労や大変さもつきまといますが、季節の移り変わりや空気や風を感じながらおいしい果実を育てるこの仕事が好きですね。

僕たち3人はこれからも天童果実同志会の「産地理念」にあるように、汗をかけば再生産できる農業経営を目指し、「むら」に生きるものとして、地域社会の課題に前向きに取り組み、「いのち」を大切にし、環境にやさしく、地域のなかで循環できる農業、そして子どもが夢と希望をもてる環境保全型農業を目指してがんばっていきたいと思っています。

(片桐道也さん)

メンバー/代表・片桐道也さん(27歳)[中央] 伊藤洋平さん(26歳)[左] 片桐雅人さん(24歳)[右]


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天童果実同志会

【紹介】
天童果実同志会のある道満(どうまん)は山形盆地の中央部に位置し、水はけが大変よく、昼夜の温度差がある地域です。夏は日本最高温度を記録するような高温地でもあり、そのため果実は糖度が高くおいしいものに成長します。会員はお互いに学習しあい、おいしい果実づくりに専念しています。30年を超えて減農薬・減化学肥料栽培に取り組み、山形県の特別栽培の先導的役割を果たしてきました。

【所在地】
山形県天童市大字道満

【主な生産物】
さくらんぼ、りんご、ラ・フランス他


青年部長の片桐道也さん。りんごの葉摘み作業をしているところ。


農業の先輩達から
もうからない農業ですから、細く長く楽しい百姓をしてください。

天童果実同志会 会長 滝口 努さん

滝口 努さん


俺達自慢の商品でcooking
自慢はりんごですが、やっぱり生で食べるのがいちばんなんですよ!あえていうなら、うちではカレーにりんごをすりおろして入れてます。味がまろやかになりおいしいです。(片桐道也さん)

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