夏休み特別企画として、2007年初めて実施された「牛乳パック工作コンテスト」。応募総数は393作品と、予想を上回る大反響でした。まずは産直事業部を中心とするパルシステム連合会で一次審査を行い30作品を厳選。さらにおもちゃインストラクターや各生協理事、組合員が作るサポーターグループを交えて二次審査を実施。選ばれた10作品のご家族を招待し、10月13日(土)に最終選考と表彰式が行われました。
開会のあいさつは、東京マイコープ理事長の吉森弘子審査員長。「パルシステムは、食卓においしい牛乳を届けるだけではなく、牛も農家も地球もしあわせになる生産を目指しているんですよ」との話に、深くうなずくお父さんお母さんたち。一方、もうすぐプレゼンテーションの番がまわってくる子どもたちはちょっぴりソワソワ。
プレゼンテーションは1作品約5分ほど。緊張しながらも、頑張った点や楽しかった点を子どもたちが一生懸命発表します。小さい子も、お父さんお母さんに付き添われてしっかり発表に参加しました。作品もさることながら、エピソードも十人十色。「兄弟が手伝ってくれてうれしかった」「作品を幼稚園に持っていったらみんながほめてくれた」…作る楽しさにあふれた10作品を前に、ますます選ぶのが難しくなってしまった審査員たちでした。
選考の結果、大賞(審査員長賞)は落合信平くん(10歳)の「パルドラゴン」。大好きな竜を、動きのある曲線と緻密なウロコで表現しました。
コンテストの総評を「すべての作品に、楽しい気持ちでものを作ることの素晴らしさが現れていた。子どもが何かを作り上げたら、これからもどうぞほめてやってください」と審査員代表の(株)GKグラフィックス部長・丸本彰一さん。
また、今回のコンテストでは、参加者のみなさんから「パルシステムの牛乳はおいしいさが市販のものとは違う」との声が多数あがりました。タオルを送る運動(※)を毎年続けている組合員や、よいものを作り続ける生産者のために飲み続けますと語る組合員も。
牛乳を飲む人、届ける人、両者にとって心あたたまる思い出となった「牛乳パック工作コンテスト」。さて次回はどのような感動に出会えるのか…期待を残しつつ、2007年コンテストは大成功に終わりました。
※パルシステムでは毎年、牛乳の生産者にタオルを寄付する運動を実施しています。
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