2012パルシステム「100万人の食づくり」運動 今こそ!産直の底力 食料自給力を高め、いのちのチカラあふれる社会をつくり出そう!

豊かさや成長を求め、欲しいものがいつでも手に入る生活を「当たり前」としてきた日本。東日本大震災はそんな私たちに、経済を優先し、科学を過信することで成り立ってきたこれまでの社会のもろさ、危うさを突きつけました。一方世界では、急激な人口増加や環境変化などにより飢餓や水不足の問題が深刻になっています。いまこそ、私たち自身の生き方、くらし方を転換させ、社会を変えていきたい。エネルギーを膨大に使い、他の国の資源や食に依存しすぎるしくみから、自然と上手につきあいながら、身近にあるものをやりくりし循環させていくしくみへと。いのちのチカラがあふれる社会をこの手に取り戻し、次世代につなげていくために、食卓から、台所から、産地から、パルシステムは一人ひとりの知恵と行動を結集していきます。

  • 食料自給力向上
  • 被災地復興支援
  • 「くらし直し」提案

「農」の再生を軸に、食料を自国でまかなえる豊かな国づくりを進めよう。

農業や農村が潜在的にもつ食を生み出す力、資源を循環させる力、環境を整える力、いのちをつなげる力。放射能対策を全力をあげてすすめながら、農の再生と日本の食生産力の回復、向上に努めます。

震災被災地域を、ふたたび「食のふるさと」としてよみがえらせよう。

日本有数の米どころ、三陸の海、豊かな食文化…。震災で大きな被害を受けた東北は、日本の「食」を物質面でも精神面でも支えてきた地域です。パルシステムはその存在の大きさに改めて感謝し、地場経済とくらしの再生・復興に向けて力を尽くします。

一人ひとりの「食べる」からの「くらし直し」始めよう。

いまこそ自然との共生をめざし、「足元にある豊かさ」を大切にするくらし方へとシフトしていくとき。2012年度は「食べる」ことを中心に、次世代に続くくらしのあり方を追求していきます。

「豊かさ」は、なつかしく新しい食卓づくりから。毎日の台所で、食卓で。私たちの手で「くらし直し」!

身近な恵みを上手に利用し、季節ごとにからだや環境になじむ食をつくり上げてきた日本人。そうした食卓には、土地や人々とつながり、たくさんのいのちを育む力がありました。いつの間にか、ずいぶん変わってしまった食のかたち。これからは私たちの手で、私たち自身の「新しい食卓」をつくっていきませんか?食料を生み出す農業や農村の大切さをしっかり受け止め、伝えていけるように。いのちのチカラに感謝し、「おいしい」を分かち合えるように。食を通じて「豊かさ」の本質を問い直し、社会やくらしを少しずつ変えていく。パルシステムは、それを「くらし直し」と呼びます。

おいしい手づくりコミュニティ

台所でできる「くらし直し」を発信!

季節の素材を長く楽しむ、わが家ならではの味を作る…「買う」のが当たり前になっている保存食やおやつ作りを、家で手軽に楽しむための情報が満載!

みそフェス。2012

おいしく食べよう、作ろう!ぬか漬け部

今年はみんなで梅しごと! 梅フェス。2012

魚柄仁之助の台所一日一時間道場

※その他、漬け物や保存食、お米に関するレシピ情報を発信していく予定です。

「豊かさ」は、なつかしく新しい食卓づくりから。毎日の台所で、食卓で。私たちの手で「くらし直し」!

食べてつないで自給力向上!

2012パルシステムお米アクション

これまでの活動詳細はこちら

  • 2008年度 100万人の食づくり運動
  • 2009年度 耕せ!日本の食と農
  • 2010年度 耕せ!日本の食と農

※2011年度は、東日本大震災の影響により、「産直いきいきコミュニティ」において復興支援情報を配信いたしました。