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乳牛の購入費用に活用されます

一般社団法人地域再生コミュニティビジネス推進協会(CB協会)は、ビジネスの手法で地域資源を活かし地域課題の解決を図るコミュニティビジネスを通じ、東日本大震災の復興に取り組んでいます。パルシステムグループでは、CB協会の活動を支援しています。

CB協会では復興支援活動の一環として、酪農の再開を目指す酪農生産者、阿部俊幸さんへのクラウドファンド協力を呼びかけています。阿部さんは、22歳で実家「日向(ひなた)牧場」を継いだ直後、震災の津波によって家や牛舎を流失してしまいました。震災後は、近隣の酪農家で牛のひづめを管理する削蹄(さくてい)の仕事をしながら、酪農の再開を目指してきました。

再開にあたり、牛舎の再建には金融機関からの融資を得られましたが、乳牛が経営の安定する頭数まで足りていません。CB協会では、経営が安定すれば中長期的な地域の雇用拡大にもつながるとして、支援していくこととしました。

クラウドファンドは、クラウドファンディングサイト「A-port(エーポート)」を活用し、乳牛1頭の購入費用80万円を目標に2016年3月11日まで募集します。目標金額を大きく上回れば、購入頭数を増やしていく予定です。

乳牛が不足し奥が空いている牛舎

牧場の経営回復を目指す阿部さん