■もちつきやソーセージ作りを体験
4月25日(土)、26日(日)の両日には、山形県川町で「山形週末保養」が行われ、7家族20名が参加しました。産直産地の米沢郷牧場や地元NPOなどの協力により、もちつきや上杉城址見学のほか、パル・ミート山形工場職員によるソーセージ作りとパン焼きを体験しました。
参加のなかには、原発事故後すぐに北海道に避難し、現在、山形県米沢市で避難生活を送っている親子もいました。北海道で生活しているときは、頻繁に父親に会えず、子どものストレスにもなっていたそうです。避難生活を送っていて福島県に戻ることを考えている家族と、避難したかったが福島県に残っている家族が出会い、情報交換できる場となりました。
参加者の声
「子どもたちが自然の中でのびのびと遊んでいる姿を見られてうれしかったです。昔ながらの遊びや土遊び、泥遊びなど楽しそうでした」
「初めて保養に参加しました。学校だった場所ということもあり、一緒に寝ようと言ってワクワクしていました。虫が苦手な子どもも、大きなお兄さんにまざって虫をながめたり、走り回ったりする姿を見られてうれしく思います」