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掲載日:2015年2月26日

環境保全型農業推進コンクール
庄内産直ネットワークが農水大臣賞を受賞!
パルシステム連合会の産直産地、山形県の庄内産直ネットワークが「平成26年度環境保全型農業推進コンクール」にて最高賞にあたる農林水産大臣賞を受賞しました。表彰式は2月24日(火)、東京・千代田区の如水会館で行われました。

■技術と広がり、交流が高く評価

賞状を手にする大瀧代表(中央)と、産地およびパルシステムの関係者

 環境保全型農業推進コンクールは、農林水産省が地域社会の発展と理解促進、普及を目的に実施しているものです。今回は農林水産大臣賞に「有機農業」「環境保全型農業」両部門からそれぞれ1点、農林水産省生産局長賞に3点ずつの計8点が選ばれました。庄内産直ネットワークは、有機農業部門で最高賞にあたる農林水産大臣賞を受賞しました。

 選評では受賞理由として「先進的な技術導入などにより安定的な収量を確保」したことや「有機栽培ほ場の(中略)面積、生産者を大きく伸ばし」たことなどが挙げられました。そのほか、パルシステム埼玉を中心とした産直交流が取り上げられ「消費者の産地訪問により地域の活性化・賑わいの創出にも寄与」したことも高く評価されました。


■有機ほ場の集約で「カモ街道」に

当初の定員を上回る参加者を集めたシンポジウムで発表する大瀧代表

 授賞式後のシンポジウムでは、取り組み発表として大瀧慶一代表が事例を報告しました。庄内産直ネットワークは、農事組合法人の庄内協同ファームと、庄内たがわ農業協同組合により構成する組織で、パルシステム埼玉とパルシステム連合会も賛助会員として参加しています。

 パルシステムとの産直は、1990年から始まっており、現在では「コア・フード山形つや姫」をはじめとする産直米を栽培、提供しています。予約登録米などによるパルシステムとの産直で安定した出荷が可能となることから、有機栽培ほ場は2003年に17戸22haだったのが、2013年には31戸61haまで拡大しました。現在は、同産地で生産される有機栽培米のおよそ6割がパルシステム向けとなっています。

 産直交流はパルシステム埼玉を中心に田植えや稲刈り体験などのツアーを開催し、積極的に取り組んでいます。このほか、有機栽培ほ場をできるだけ近い敷地に集約するすることで、雑草や害虫の駆除を目的に飼育しているカモの休み場が集中する通称「カモ街道」が誕生したエピソードなども披露されました。

 最後に大瀧代表は「交流を通じて、子どもから『このお米おいしいね』と言われると、うれしくなります。消費地とのきずなを深め、農業者としての責任を果たしながら、有機栽培をはじめとする環境保全型農業の取り組みを広げていきます」と抱負を語りました。





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