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掲載日:2014年11月12日

鹿児島県・大隅養まん漁協でうなぎの放流を実施
増えて戻ってくるよう願いをこめて
パルシステム連合会は10月24日(金)、鹿児島県のうなぎの産直産地である大隅地区養まん漁業協同組合を訪問し、汽水で育てたうなぎを含む約5,100尾を放流しました。パルシステムと大隅養まん漁協では、資源対策について、検証しながら多角的に取り組んでいます。

うなぎ約5,100尾を放流しました

放流うなぎのマーカー作業を体験

■うなぎ5,100尾を放流しました

 パルシステム連合会は2002年から、大隅地区養まん漁業協同組合(以下、大隅養まん漁協)とともに、親うなぎを放流する事業に取り組んでいます。今年も10月23日(木)、24日(金)の両日、パルシステムグループの役職員や関係者16人が大隅養まん漁協を訪問し、うなぎ約5,100尾を放流しました。

 初日は2010年にうなぎの完全養殖に成功した独立行政法人水産総合研究センターで養殖技術について学び、餌やりを見学しました。また養殖池を見学し、放流用うなぎをモニタリングするため、目にマーカーを入れる識別標識作業を行ないました。

 今回の放流は、2日目の午前中に志布志湾の汽水域で、船上と陸上から2組に分かれ実施しました。放流資金には、パルシステム連合会と大隅養まん漁協で設立した「大隅地区うなぎ資源回復協議会」を通して、これまでにパルシステムの組合員から寄せられたカンパ金などの支援金から約100万円(=約910尾分)が充てられています。



うなぎが増えて戻ってくるよう期待をこめて

■組合員の利用とカンパが資源回復に

 パルシステムでは、うなぎの資源回復に向けて2013年から「ニホンウナギの資源回復のためのポイントカンパ」を組合員より募集しています。今年も組合員が商品利用でたまったポイントを1口100ポイント(=100円)の支援カンパとする取り組みでは、10月5回受注分までに総額242万6,200円)が寄せられています。【商品番号190969:毎週受付】
 また7月月間の取り組みとして大隅産のうなぎを使った対象商品1パックにつき10円を設定し、組合員負担ではなく生協として310万7,790円の支援金を積み立てました。

 放流における資源回復の効果については、専門家によってさまざまな意見があり、現在検証が進んでいます。パルシステムでは最新の調査結果を行政や研究者から入手しつつ放流以外の資源回復策も広く検討しながら、より効果的な方法を探しています。なお、今年は放流資金を昨年の1/3以下に減らし、学習会や石倉かごの設置、鹿児島県ウナギ資源増殖対策協議会事業である石倉かごを応用した魚道、放流の効果検証などに振り分けています。

【関連リンク】

シンポジウム「うな丼の未来」で報告 末永く、うなぎと共に迎えたい「土用の丑の日」

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大隅産うなぎ蒲焼(パルシステムの商品)




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