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掲載日:2014年4月10日

雪害被害が甚大な5産地へ見舞金を贈呈しました
心配の声が励みになっています
2月に観測された記録的な大雪の影響で、パルシステムの産直産地にも大きな被害を受けました。特に被害が甚大だった5産地を訪問し、見舞金を贈呈しました。

■資材不足などで再建めど立たず

倒壊鶏舎の一部は手つかず(白州)

 観測史上最高を記録する地域もあった2月の大雪は、パルシステムの産直産地生産者などにも甚大な被害を与えました。湿った大雪の重さにより、ハウスや鶏舎が倒壊し、産地の施設における被害額は、15億円を超える見通しとなっています。

 これを受けてパルシステムでは、特に被害が甚大で復旧が急がれる産地を訪問し、見舞金を手渡しました。見舞金を贈呈した産地は、山梨県のやはた会(果樹)、白州森と水の里センター(野菜、卵)、埼玉県の沃土会(野菜)、群馬県の野菜くらぶ(野菜)、静岡県の伊豆鶏業(卵)の5産地です。

 被害を受けた産地では、倒壊したハウスや鶏舎などを撤去し、再建へ向け準備しています。しかし、政府による支援の滞りや資材の不足などから、見通しがつかない状況です。見舞金を受け取った生産者のみなさんは「組合員のみなさんからも心配の声が届き、励みになっています。生産が再開できるよう、有効に使います」と話していました。


■支援カンパへご協力をお願いします

 パルシステムグループでは、組合員のみなさんへ雪害被害を受けた生産者のみなさんを支援する緊急カンパを呼び掛け、5月2日(金)まで受け付けています。4月4日(金)までの集計分では、4,552万円が寄せられています。カンパは、被害を受けた産直産地やメーカーなどへ配分する予定です。引き続きご協力をお願いします。
 

【関連】

雪害緊急支援カンパにご協力をお願いします


●やはた会(果樹)

 雪の日は、倒壊しないよう深夜まで天井のビニールを切るなどして対応しましたが、ぶどうのハウスならびにぶどう棚が倒壊しました。ぶどうの場合、これから木を植えても、収穫まで5年ほどかかります。生き残った木々もダメージは大きく、ギフト向けの出荷は絶望的となるなど、今季の収穫が懸念されています。


生産者のみなさんと

奥はすべてぶどうのほ場でした



●白州森と水の里センター(野菜、卵)

 鶏舎は、育成舎を残しほぼ全て崩壊、青果もこれから出荷する予定だった作物が、ほぼ全滅しました。被害金額は、設備だけで1億円以上になります。再建するにも資材が不足していることから、生産者のみなさんは、間伐材を利用した鶏舎の再建に挑戦しています。


見舞金を受け取る高草木社長(中央左)

間伐材を活用して建設する鶏舎



●沃土会(野菜)

 ハウスが約2町歩 (2ha、40棟)が倒壊するなど、全施設の9割が被害を受けました。施設の被害総額は約3億円が見込まれています。また、昨年秋から加温して栽培した果菜ハウスが被害にあったため、これから出荷最盛期を迎えるきゅうり、トマトが全滅。今後の出荷も懸念されます。


沃土会事務所にて

頑強なハウスも雪の重みに耐えられず



●野菜くらぶ(野菜)

 ほうれん草、にら、きゅうりを栽培する190棟のうち、136棟が倒壊もしくは半壊しました。これから育苗し5月末からの夏にかけて、レタス、キャベツなどの葉物野菜を栽培しますが、作業が大幅に遅れることが確定しています。


澤浦社長(右から2人目)へ手渡しました

多くのハウスが潰されてしまいました



●伊豆鶏業(卵)

 ケージで飼育している6棟の鶏舎がすべて倒壊しました。3棟ある平飼い鶏舎も、積雪でえさや水が与えられなかったため産卵率が激減しました。施設被害は1億円以上になります。


贈呈のようす(右から2人目は佐藤代表)

ようやく片付けにめど。再建はこれから



【関連(各産地の積雪被害状況など)】

大雪で産直産地に大きな被害が発生しています

大雪で産直産地に大きな被害が発生しています(第2報)




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