パルシステム連合会および会員生協で出資している環境関連子会社の株式会社エコサポートは、杉戸センター(埼玉県杉戸町)屋根に太陽光発電システムを設置し、発電事業を開始しました。竣工式は4月19日(金)、杉戸センターで開催し、パルシステムグループの役員や工事関係者などが参加しました。
■標準家庭161世帯分を発電します

太陽光パネルを見学する参加者 |
杉戸センターの太陽光発電システムは、屋根部分に太陽光パネル2,310枚を設置しました。設備規模は、最大559.02kwが発電可能で、電力量は年間561,676kwhを想定しています。これは、標準家庭161世帯分の電気使用量に相当(※)します。太陽光発電パネルは、京セラ製を採用しました。
※標準家庭(30A)の1カ月あたり平均使用量290kwhを基に計算
送電は、3月21日(木)から開始し、この日までにおよそ1カ月間稼働していますが、現在のところほぼ見込みどおりの発電量で推移しています。
■検証を重ね導入拡大を図ります

施設内には発電量を示す表示板を設置 |
竣工式では、エコサポートの渋澤温之社長(パルシステム連合会執行役員商品開発本部長)があいさつし、「職員は、新しい事業のスタートに高揚感を持っています。今後も再生可能エネルギー事業をしっかり取り組んでいきます」と決意表明しました。
パルシステムグループでは、杉戸センターでの事業をパイロット事業と位置づけ、今後検証を重ねながら、再生可能エネルギー導入の拡大を検討していきます。
●株式会社エコサポート
パルシステムグループ100%出資の子会社です。肥料燃料の開発及び販売、古紙などのリサイクル事業、低公害・クリーンエネルギーなどの研究開発を行っています。
●パルシステムのエネルギー政策
パルシステム連合会は、2012年1月に「パルシステムエネルギー政策」を制定しました。エネルギー使用を「減らす」、原子力発電を「止める」、再生エネルギーへ「切り替える」ことで、未来の世代や地球環境全体への責任を果たせる社会をめざします。
パルシステム エネルギー政策
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