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掲載日:2012年11月7日

おにぎりを囲み生産者と交流「おにぎりの日」を開催
伝えたいメッセージ交わし和やかに
パルシステム生産者・消費者協議会は11月5日(月)、東京・新宿区の東新宿本部にて「おにぎりの日」を開催しました。産直産地5カ所の生産者が出席し、各産地で収穫されたおにぎりを食べながら、組合員へ伝えたいメッセージや交流のあり方などについて語り合いました。

■5産地の生産者が車座になって座談会

生産者のみなさんには農作業姿で参加してもらいました

 パルシステム連合会の産直生産者と生協、組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会は、11月5日(木)、東京・新宿区のパルシステム連合会東新宿本部で「おにぎりの日」を開催しました。パルシステムグループと関係会社の役職員200名が参加し、おにぎりの食べ比べや座談会を通じてパルシステムの産直をあらためて見直しました。

 おにぎりは、庄内協同ファーム(山形県、コア・フードつやひめ)、JAみどりの(宮城県、エコ・ひとめぼれ)、JAささかみ(新潟県、エコ・こしひかり)、花咲農園(秋田県、コア・フードあきたこまち)、ちば緑耕舎(千葉県、エコ・こしひかり)の5産地で収穫された米から作りました。5個1セットで頒布し、7万1,475円が集まりました。集まったカンパは、震災復興のために役立てます。

 座談会は、パルシステムの産直米産地から5団体の生産者を招き、パルシステム連合会の山本伸司理事長を交えて行われました。生産者のみなさんはそれぞれ農作業姿で現れ、車座になりながら農業の現状と交流の意義、組合員へ伝えたいことなどを話しました。

 参加した役職員からも「交流で印象に残ったことは」「お酒の楽しみ方は」などの質問が寄せられ、おにぎりを囲んでの和やかな交流となりました。山本理事長は「農業は米を中心に、祭りや神楽などの文化を育んできました。そして生産者はいわば『自然が評価する人』です。お互いが触れあって、人間力や哲学を高めていきましょう」と話しました。


■複数産地の米作りを知る希少な機会です

左から三神さん、五十嵐さん、江口さん

 参加した生産者のメッセージは次のとおりです。

三神新さん(JAみどりの)「昨年の震災では、パルシステムがいち早く支援に来てくれました。その後再開した交流で顔を合わせ、言外に『無事だったんだ』と安どする表情を見たとき、つながりを感じました。産直は本音で話し合えるしくみです。これからも何度も話し合いを積み重ねていきたいです」

五十嵐良一さん(庄内協同ファーム)「最近では孫もそんなに多くはごはんを食べません。だから作り手も増えず、楽しみだった農作業の後の飲み会が減っています。パルシステムの産地には同じ志で農業に取り組んでいることがわかり、励みになります。みんなでもう少しずつ食べて、田んぼを増やしてください。日本の米はおいしいのだけれどもなあ」

江口聡さん(JAささかみ)「兼業農家のため朝晩しか田んぼへ行けませんが、毎日四季を感じて幸せな気分になります。交流ツアーで迎えるときと送り出すとき、参加者の表情がまったく異なります。カタログだけでなく、ぜひ産地を訪れ、田んぼに触れてください」

戸澤さん(左)と杉田さん

戸澤藤彦さん(花咲農園)「米の価格に思いを馳せてください。私たちは作ろうと思えば、安い米を作ることもできます。パルシステムの組合員はおいしくて安全なものを購入でき、うらやましく感じます。でも、本物の味を知りたければ、産地でしか味わうことができません。遠慮することなく産地を訪問してください」

杉田益子さん(ちば緑耕舎)「交流の場には、小さい赤ちゃんまで連れてくる参加者もいて驚くことがあります。最近では産地が近いこともあり、何度も足を運んでくれて『田んぼの生きもの博士』と呼ばれるまで詳しくなった子どももいます。大勢で食べるごはんの味は、また格別です。気兼ねなく遊びに来てください」


準備は総出でおにぎりを握りました。その数1千個!

昔はわっぱいっぱいにごはんを詰めていたとか




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