6月29日に、政府の「エネルギー・環境会議」は、「エネルギー・環境に関する選択肢」という文書を公開しました。「エネルギー・環境会議」では、文書の公開と同時に、国民からの意見募集をおこなっています。この意見募集は「パブリックコメント」と言い、国の行政機関などが新たな政策や規則などを定める際に、国民から広く意見を募集する手続きのことです。国民にとっては、自分の意見や思いを政府に伝える大切な機会です。意見は、ホームページ入力、ファクス、郵送で簡単に送ることができます。この機会にぜひ政府に意見を届けましょう。
【パブリックコメント概要】
意見募集対象:「エネルギー・環境に関する選択肢」
意見提出方法:(1)ホームページ入力、(2)ファクス、(3)郵送のいずれかの方法で提出することができます。
意見募集期間:2012年年7月2日から8月12日18時まで。
※「エネルギー・環境に関する選択肢」の本文、募集方法の詳細は下記のホームページに掲載されています。詳細はこちらをご覧ください。
国家戦略室ホームページ/エネルギー・環境会議
パブリックコメント募集ページ(PDFファイル)
特設ページ/話そう“エネルギーと環境のみらい”
この「エネルギー・環境に関する選択肢」では、2030年の原発依存度を基準として、以下の3つの選択肢を提示しています。
(1)ゼロシナリオ・・・2030年の原発依存度をゼロにする。
(2)15シナリオ・・・2030年の原発依存度を15%にする。
(3)20〜25シナリオ・・・2030年の原発依存度を20〜25%にする。
政府に届ける意見は、3つの選択肢から一つを選ぶだけではなく、原発やエネルギーに関する自分の考えや思いを書いて送ることができます。私たちの日々の暮らしのため、子ども達に未来のために、原発に依存しない社会をつくっていかなければなりません。皆で政府に意見をおくりましょう!
<参考>
パルシステム連合会では8月1日(水)にパブリックコメントを提出しました。
「エネルギー環境に関する選択肢」へパブリックコメントを提出 原発を速やかにゼロにし国民的議論を求めました
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