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掲載日:2011年12月22日

福島県いわき市開催の収穫祭に食材を提供
もちつきととん汁で「心の復興」を支援しました
パルシステム福島とパルシステム連合会は12月20日(火)、福島県いわき市の湯本第二中学校で開催された「たべて・はなして・まなんでプロジェクト」の収穫祭にとん汁の食材を提供しました。もちつきや児童、生徒による発表会などが行われ、震災後の地域のつながりを再確認するイベントとなりました。

■きっかけは自衛隊のもち米提供

パルシステムの食材で作ったとん汁

 「たべて・はなして・まなんでプロジェクト」は、いわき市内で以前から、地域の連携や交流を目的に耕作放棄地でもち米を栽培してきました。2011年は、3月の東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故により、もち米の栽培は見送られた経緯があります。

 しかし震災後、いわき市内で復旧、復興活動に携わった陸上自衛隊第八普通科連隊(鳥取県米子市)からもち米の提供を受けたことをきっかけに、もち米を活用した収穫祭の開催が企画されました。

 パルシステムでは、もちつき後に使用するあんこやきな粉のほか、同時に提供するとん汁の具材(肉、野菜、調味料など)約400名分を提供しました。調理は地元住民やボランティアなどの手により行われました。関係者からは「子どもたちの発表とともに『心の復興』につながりました」との声も聞かれました。

 最後のセレモニーでは、パルシステムへ感謝状が贈呈されました。


●米子から「おこめのこどもたち」へ

収穫祭開催のきっかけとなった自衛隊からのもち提供には、自衛隊員といわき市の子どもたちのやりとりがきっかけだったそうです。

鳥取県米子市に拠点を置く陸上自衛隊第八普通科連隊の隊員が、どこから来たかを話す際「米子(よなご)という字は『おこめのこども』と書くんだよ」と教え、いわきを離れる際に「米子に帰ったらお米を送るから」と話したそうです。

その後、もち米が米子から届き、約束が有言実行されました。しかも1kgの小袋ごとに隊員からの激励メッセージが添えてあったそうです。

収穫祭を開催した実行委員会では「そんな思いの込もったもち米を子どもたちの手でもちにし、楽しい思い出とともに『これだけ応援してくれている人がいることを知ってほしい』と企画しました」と背景を紹介してくれました。


自衛隊からももちつきに参加

子どもたちからはいろんな発表が


パルシステムへ送られた感謝状





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