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掲載日:2011年9月26日

容リ法見直しと2R促進を求める「国会請願署名」が採択
組合員の思いが国会で認められました!
パルシステムグループが参加する「3R全国ネット」は、2R促進法の制定に向けた「容器包装リサイクル法の見直し」と「リデュース(発生抑制)とリユース(再使用)を促進するための仕組みの検討を求める」署名活動を行い、提出した請願署名が国会で採択されました。

■組合員の思いが国会に届きました

 パルシステムグループは「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」(3R全国ネット)に参加し、2013年度に予定される容器包装リサイクル法の見直しをすすめるためにリデュース、リユース(2R)を促進する法律を制定できるよう、2010年11月から2011年3月にかけて国会請願の署名活動に取り組みました。

 3R全国ネットは、3R(リデュース、リユース、リサイクル)、なかでもリデュースとリユースを広げ、ごみの削減、低炭素社会の実現をめざしています。これまで容器包装リサイクル法の見直しや、拡大生産者責任(3Rの責任を持つ制度)など制度の提言、調査・啓発活動、全国のごみ問題、環境問題に取り組む市民団体との交流を通じた活動を展開してきました。

 パルシステムグループの国会請願署名は5万2,396筆が集まり、他団体とあわせて39万4,165筆を提出しました。請願署名は8月31日(水)、衆議院環境委員会と参議院環境委員会で採決の結果、全会一致で採択されました。

 ご協力、ご支援、ありがとうございました。


■容器包装リサイクル法を見直しについて

 容器包装リサイクル法は、大量生産・消費・廃棄からごみの最終処分の延命処置として97年に法律を施行してごみの削減をめざしていました。しかし、リサイクル率を向上しましたが、廃棄物そのものの発生抑制には結びついておらず、2006年容器包装リサイクル法改正では、3Rのうちリサイクルだけでなくリデュース、リユースを推進するために、パルシステムグループでは、2004年に「容器包装リサイクル法改正を求める国会請願署名」をおこない約261,816筆の署名を集めましたが、よりリサイクルを進めただけの改正に留まりました。


●容器包装リサイクル法を見直し、発生抑制と再使用を促進するための検討を求める請願

一 請願の趣旨

容器包装リサイクル法(「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」)は、1995年に容器包装ごみをリサイクルするために制定されました。その後、法附則第三条に基づいて、2006年に一部改正されたのですが、衆議院環境委員会で19項目、参議院環境委員会で11項目もの附帯決議が採択されたことに示されるなど、多くの課題を抱えたままの成立となりました。
このため、ごみ排出量は“高止まり”のまま、環境によいリユース容器が激減し、リサイクルに適さない塩素系容器包装が未だに使われているのが実態です。
根本的な問題は、自治体が税金で容器包装を分別収集しているため、リサイクルに必要な総費用のうち約9割が製品価格に内部化されていないことにあります。このため、容器包装を選択する事業者には、真剣に発生抑制や環境配慮設計に取組もうとするインセンティブ(誘因)が働かず、ごみを減らそうと努力している市民には、負担のあり方についての不公平感が高まっているのです。
今日、地球温暖化防止の観点からも、資源の無駄遣いによる環境負荷を減らすことが求められています。レジ袋などは、先進国だけでなく、アジアの国々でも、無償配布禁止の法制化や課税など国レベルの対策が取られています。
我が国においても、一日も早く持続可能な社会へ転換するため、下記の事項について請願致します。

ニ 請願事項

1.容器包装リサイクル法の役割分担を見直し、分別収集・選別保管の費用負担のあり方を検討する。
2.リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)を促進するため、次のような様々な課題への対応について検討する。
 (1)レジ袋など使い捨て容器の発生を抑制し、リユース容器の普及を促す。
 (2)容器包装リサイクル法の対象範囲を拡大する。
3.製品プラスチックのリサイクルを進める仕組みのあり方について検討する。

※ 3R…リデユース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)





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