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掲載日:2011年3月30日

支援第1弾の炊き出し隊が岩手県で活動しました
パルシステムグループが3月25日(金)から27日(日)までの3日間の日程で派遣した支援隊第1弾8名が、岩手県内での活動を終え、帰着しました。支援隊は陸前高田市でカレーの炊き出しを行いました。

■陸前高田市でカレーの炊き出し

炊き出しのようす

 パルシステム山梨(4名)、パルシステム神奈川ゆめコープ(2名)、パルシステム千葉(2名)の職員で構成する支援隊第1弾は3月25日(金)から27日(日)までの3日間、配送用トラック4台で岩手県内の被災地へ派遣されました。陸前高田市内の避難所でカレーの炊き出しを実施し、被災者のみなさんからたいへん喜ばれたとのことです。

 支援隊は、トラックに炊き出し用の肉や下処理済み野菜、支援物資を積み込み出発し、同日夜に岩手県へ入りました。支援を受け入れたいわて生協本部では、現地の被害状況の確認や、翌日の炊き出し支援先などについて打合せを行いました。


■ガソリン切れの不安のなか無事帰着

被災地を走る支援トラック

 炊き出しは26日(土)に実施しました。支援先は、盛岡市に隣接する滝沢村のいわて生協本部から100km移動した陸前高田市の物資支援拠点です。

 現地はすべてが流され、既存の道もほとんどない場所でした。支援隊は道路地図も頼りにならないなか、避難所に到着しました。拠点は比較的被災の小さな民家を活用した場所で、周辺に避難しているみなさんが支援物資を受け取るために集まります。

 支援隊はそこで、持ち込んだ食材や調理道具を使用し、寸胴4つで追加も含めておよそ500食分のカレーを作りました。炊き出しを口にした被災者のみなさんからは「あたたかい食事は初めて」という声も聞かれ、「おいしい」「ありがとう」との言葉を受けました。


■元気な被災者のみなさんに感情おさえきれず

炊き出し隊として派遣された8名

 帰路ではガソリンの残量が不足し給油の心配もありましたが、夕方には無事いわて生協本部へ到着しました。その後の反省会では隊員がスクラムを組み、達成感から涙する職員もいました。翌日27日(日)朝に岩手を出発し、同日夜にそれぞれの事業所へ帰着しました。

 今回の炊き出し隊で隊長を務めたパルシステム千葉の原慎一郎人事教育部長は「みんなで『元気な顔を見せよう』と声を掛け合い出発しました。ところが被災者のみなさんのほうが元気で、健気で、炊き出し中に感情が抑えられなくなりました。被災地には大きな避難所に入れず、物資が行き届かないなか助け合っている小さなコミュニティがたくさんあることを実感しました」と話しました。

 パルシステムグループでは今回の経験を生かし、引き続き被災地への支援に取り組んでいきます。


岩槻センターで材料の下処理をしました

目印も少ない道を進みました






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