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掲載日:2009年8月27日

命をいただく食とスケールの大きな農業を学習
「産地へ行こう。まるごと十勝・食の大地ツアー」を開催しました
パルシステムでは8月17日(月)〜19日(水)の3日間、北海道十勝(とかち)地区を訪ねる「産地へ行こう。まるごと十勝・食の大地ツアー」を開催しました。畜産や農業の現場を目で見て、舌で味わい、生産者と交流のなかでその人柄にふれました。

■「産地へ行こう。」ツアー

じゃがいも収穫体験後の記念撮影

 パルシステムでは、2009年度の「産地へ行こう。」ツアーを「100万人の食づくり」運動の一環として位置づけ、さまざまなツアーを企画していきます。命を育む食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員が「顔の見える関係」で信頼と交流を深め、産地で食べ物の大切さを実感します。2009年度はさまざまな形式で16のツアーを予定しています。


■衝撃的なビデオから命を実感

 初日、到着した帯広空港から株式会社北海道畜産公社に向かう車中では、バスから見える穀倉地帯の作物や産直産地である榎本牧場についての説明があったほか、「と畜、解体」のビデオを見ました。参加者のみなさんは言葉が無いほどショックを受けているようでした。「衝撃的なビデオに命をいただいている実感がしました」との感想がありました。

 最初の宿泊は、廃校を再利用した研修施設。生産者のみなさんが準備したバーベキューに「何を食べてもおいしい」「畑の命をいただいています」など楽しく話しながら交流しました。


■翌日は北海道の農業のスケールを実感

大きなコンバインにびっくり

 2日目は、小麦の予備乾燥施設を見学しました。小麦を刈り取る大型コンバインなど大型機械が並んでいる倉庫の中で説明を受け、子どもたちの背より大きなタイヤのついた大きな機械に、びっくりしていました。コンバインは、小麦の刈り入れの時は交代で1週間ぶっとおし作業をするそうです。

 その後、じゃがいもの収穫体験では、大牧農場の社長の五十川さんのほ場でメークインと男爵のじゃがいもの収穫体験をしました。大牧農場事務所では、プロジェクターで写された資料を見ながら、農場の管理や農産物の生育、自家配合飼料、土壌分析など、大牧農場の農産物の話について説明を受けました。

 午後からは然別湖に移動し、ネイチャーガイドの案内でオプションのカヌー、手作りストラップ作りと自然を楽しみました。


■にんじん・ブロッコリーの選別作業に驚き

にんじん収穫したよ!

 最終日はJAおとふけの青果センターを見学しました。青果センターには、短時間で中心部分からにんじんを冷やす真空冷却装置などがあります。にんじんは温度が高いと傷むので、選別場に入荷後は急速に冷却し、オゾン水で殺菌、選別されてから箱に入れます。子どもたちは、大掛かりな選別場にびっくりした様子でした。

 次に、よつ葉乳業十勝主管工場を訪れました。同工場は、日本一大きな牛乳工場だそうです。牛乳が集荷されてから製品になるまでを説明しているビデオを見た後、実際の行程ラインの説明を聞きながら見学しました。模型もあり、小学生でも面白く見学をすることができました。

 最後にJA木野を見学しました。ブロッコリーの出来るまでなどについて説明を受け、ブロッコリーの氷詰めを見学しました。選鮮度を保つため、発泡スチロールの箱に入ったブロッコリーに直接かき氷のような氷を詰め、氷は2〜3日たっても残っているそうです。「選別されたブロッコリーは冷凍しないのですか」など、活発な質問が飛び交っていました。

 参加者からは「沢山の努力をされて、安心を食べているのだと思いました」「カタログ上でしか、お会いできなかった生産者の方に実際にお会いでき、現場の大変さを認識しました。今後のカタログの見方が変わりそうです」などの感想が寄せられました。





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