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掲載日:2007年10月26日

パルシステムのバナナの国際産直産地
タイで「公開確認会」を開催しました
パルシステムでは、10月17日(水)から22日(月)まで、ホムトンバナナの国際産直産地、タイのトゥンカーワット農園経営農民会にて「公開確認会」を開催しました。海外で3度目となる公開確認会に、パルシステム関係者や生産者161名が参加しました。

 パルシステム連合会では、1999年より、食の安全の確保と環境保全型農業の推進に向け、産地での栽培や生産履歴を生協組合員と生産者が共に公開の場で確認しあう「公開確認会」を行っています。


■トゥンカーワット農園経営農民会で初の公開確認会

タイ・トゥンカーワット農園経営農民会
での公開確認会(10月18日)

 今年度3回目、海外では3度目となる公開確認会をパルシステムのエコ・バナナ(商品名「ホムトンバナナ」)の国際産直産地、タイ王国ラメー郡のトゥンカーワット農園経営農民会で、10月17日(水)から22日(月)に行いました。

 19日の公開確認会は、トゥンカーワット地区のラメー郡農業振興事務局のスントーン・ナークウドム氏からの、「公開確認会は食の安全のためのトレーサビリティ、生産履歴の確認の手段として大変有効なものあると考えます」とのあいさつで始まりました。

 続いて、トゥンカーワット農園経営農民会理事長のチャッチャイ氏が「トゥンカーワット農園経営農民会では今回、初めての公開確認会となります。農薬削減や使用履歴のデータ化など産地での取り組みを生産者と消費者がともに確認する公開確認会は、消費者に私達の栽培する農産物の安全性を知ってもらう良い機会です」とあいさつしました。


バナナをもちあげてみると
かなりの重さでした

 パルシステムグループからは、パルシステム千葉の平野理事長がタイ語であいさつした後、「公開確認会を受け入れていただいた生産者と仲介役のPPFC(パン・パシフィック・フーズ・コーポレーション)の皆さんのご尽力に感謝します。バナナの生産を通じて、日本の消費者とタイの農民のくらしに根ざした繋がりが今後も長く続くことを願っています」とあいさつしました。

 また映像で、バナナの生産から出荷までの流れが紹介されました。タイ語の字幕もあり、現地の生産者も興味深く見入っていました。

 トゥンカーワット農園経営農民では、トレースや無農薬を保証する書類なども整備されており、安心・安全を自分達の目で確認できた公開確認会となりました。

 参加した組合員からは、「偽装事件などで食への不安が高まっています。しかし、ここでは消費者の食の安心への思いに応えるということを実践していると感じました」「この公開確認会の記録を日本に持ち帰り、産地の努力を消費者に伝えたい」などの感想がありました。

 18日には、トゥンカーワット農園経営農民会でほ場の視察、作付け体験なども行いました。大きなバナナの枝を持ってみるとかなりの重さで、生産者の日々の作業の苦労の一端を垣間見る貴重な機会となりました。



タイ・トゥンカーワット農園経営農民会
のほ場でバナナの作付けを体験しま
した(10月18日)

収穫したバナナが傷つかないよう、
いったんつるします(10月18日)



パッキングセンターを見学。バナナを
ひとつひとつ丁寧に扱っていました
(10月18日)

PPFCの方から、生産・出荷管理の
書類について丁寧な説明を受け、
自分の目で確認しました(10月19日)



【資料】


パルシステムの国際産直


パルシステムグループでは、食料の国内自給率向上を目指すとともに、すべての原料や食品が国内で調達できない現状を踏まえ、安全で確かな国際提携商品の開発を国際提携基準に基づき行っています。

国際産直は産直方針に規定された、産直四原則を国内産地と同様に前提とし、パルシステムがこれまで培ってきた生産者と消費者の関係や環境保全型農業推進などの提携関係を、国際的な産直事業の中で実現させていこうというものです。生産国の天然資源の枯渇や環境破壊を招くことがないよう配慮し、フェアトレードの視点に立って、生産地域との連帯をすすめています。




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