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掲載日:2007年9月27日

牛肉の産直産地 榎本農場にて「公開確認会」を開催しました
9月20日、21日、パルシステムの牛肉の産直産地、(有)榎本農場(北海道士別市)にて、今年度2回目の公開確認会を開催しました。組合員や役職員、この公開確認会のために結成された実行委員会のみなさんなど80名が参加し、産地の確認や交流を行いました。

 パルシステム連合会は、2007年9月20日(木)、21日(金)、北海道士別市にあるパルシステムの牛肉の産直産地、(有)榎本農場にて公開確認会を開催しました。

 パルシステムの「公開確認会」は1999年から始まり、今回で通算72回目となります。消費者である組合員が、パルシステムでふだん利用している食べ物の産地を訪れ、自ら生産肥育管理の記録や実際の生産現場を確認し、さらに生産者との交流を深めながら「顔の見える産直」をすすめています。


■安全安心な牛を育てる榎本牧場

 榎本農場は、乳用雄子牛の育成が盛んであるという地の利をいかし、生後7カ月の素牛を地元で導入し、農場で出た糞尿は地元の堆肥センターで完熟堆肥にするなど、地域循環型農業をめざしています。また、限定した素牛農家と専属獣医師との連携、粗飼料の自給生産、購入飼料も榎本農場独自配合を依頼するなど、安全、安心を第一に肥育しています。


■実行委員会が公開確認会開催をバックアップ

公開確認会参加者

 20日の午前中には事前監査が行われ、組合員を含む10名の監査人たちは畜産生産指標の組合員監査項目にそって確認を行いました。午後からは、公開確認会が行われ、パルシステムの組合員や職員、パルシステム生産者消費者協議会生産者幹事、「榎本農場公開確認会実行委員会」(地元のJA・飼料会社・提携獣医師・加工流通会社、パルシステムのお肉の子会社(株)パル・ミートなどで結成)のメンバー、士別市役所、専属獣医師、素牛農家、パルシステムの牛肉の産直産地、すすき農場の生産者など約80人が参加しました。

 冒頭、パルシステム連合会の野村産直事業部長は「パルシステムでは、食肉の供給にとどまらない、日本の農業を視野に入れた産地の取り組みを、全体的に評価して欲しいと考えて畜産生産指標を作りました。今回の確認会でその意義を見極めてもらいたいと思います」とあいさつしました。パルシステム千葉の平野理事長は「消費者と生産者がつながり、人と人との信頼関係を築くことは、ごまかしのない食べ物づくりに繋がります。この繋がりをさらに広げ、食べることの裏側にある物語や思いも共有していきたいと考えます」とあいさつしました。


榎本實男代表(左)と次男で
後継者の裕太さん(左から3人目)

 榎本農場の榎本實男代表からは農場の歴史や概要、方針、パルシステムとの産直内容などの説明があり、次男で後継者の裕太さんからは、「親父の歳になった時には、消費者に愛される偉大な生産者になっていたいです!」という決意表明もありました。

 21日は、牛舎、堆肥にする糞尿などの保管場所、餌の保管庫、牧草畑、JA北ひびきの堆肥製造施設「めぐみ野士別」などを見学しました。

 最後に組合員監査人からは「現在PLA(※)として活動しているが、この経験をぜひ今後の活動に生かしていきたいです」との感想が述べられ、(株)パル・ミート顧問の伊藤獣医師は「今回の管理書類は継続してこそ価値あるものとなります。後継者の裕太君には、今回の経験で培ったものを継続し、地域のよきリーダーになることを期待します」と述べられました。




【資料】

■榎本農場については下記をご覧下さい。
産直産地 榎本農場

※PLA

 パルシステムは2006年、パルシステムの事業や活動、政策、商品などに関する情報を理解し、くらしの視点に立って生協組合員から組合員への情報提供を行う人材の育成を目的に「PLA(パルシステム・ライフ・アシスタント)養成講座」を開講しました。講座終了者は、組合員の意見を聞くなどして、パルシステムの商品活動の活性化と、組合員参加の広がりを支援しています。


「公開確認会実行委員会」とプリント
された揃いのジャンパーできめた
実行委員会のみなさん

事前監査の様子
素牛農家の東武畜産にて



公開された資料を確認する参加者

牛舎も見学しました




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