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掲載日:2007年2月8日

「産地へ行こう。ささかみ火まつりツアー」を開催しました
パルシステム連合会は、2月3日(土)から4日(日)まで、パルシステムのお米の産直産地JAささかみ(新潟県阿賀野市)にて「産地へ行こう。ささかみ火まつりツアー」を開催しました。生協組合員とその家族85人が生産者とともに新年の五穀豊穣と健康を願うお祭りに参加し、交流を深めました。

「さいの神」を囲んでいる様子の画像 パルシステム連合会は、「産地へ行こう。」ツアーを開催し、命を育む食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員の交流を深めています。

 今回開催した「産地へ行こう。ささかみ火まつりツアー」は、パルシステムのお米の産直産地JAささかみ(新潟県阿賀野市)の地域行事「ささかみゆうきの里の火祭り」と「ゆうきの里振興大会」の開催に合わせて企画しました。パルシステムグループの組合員とその家族85人が参加し、JAささかみの職員や生産者、また地元の新潟総合生協の組合員と職員も加わり、総勢140人ほどのツアーとなりました。

 2月3日(土)、「火祭り」の会場へ着くと、うららの森にはJAささかみの壮青年部のみなさんが1週間かけて作った、高さ10メートルの「さいの神」がそびえ立っていました。神主さんの祝詞があげられた後「さいの神」に点火。燃え上がった「さいの神」を囲み、竹に吊るしたするめや餅を焼いて食べながら、五穀豊穣、無病息災、交通安全を祈りました。

 今年は雪が少なく雪遊びはできませんでしたが、地元のおいしい野菜がたっぷり入った鍋や餅つき、地元の特産品の屋台を楽しみました。ステージから小銭やお菓子、パン、タオル、手袋、豪華商品が当たるカラーボールなどを会場に撒く「だんごまき」では、1等賞の日本酒「越の寒梅」を当てた参加者もいました。
 夕食交流会では、おいしいおにぎりやお酒で生産者の皆さんと話が弾みました。

地元小学生の発表の様子の画像 翌4日(日)の早朝、瓢湖へ白鳥を見学に行きました。今年は暖冬のためか、白鳥も目覚めていて、瓢湖に舞い戻ってくる白鳥の姿を見ることができました。

 「ゆうきの里振興大会」では、地元小学生の学童農園体験発表や東京大学大学院教授 鷲谷いずみ氏を講師に「地球と環境が蘇る水田再生」の講演がありました。小学生は劇仕立ての発表で、子どもたちが有機農業の難しさや工夫を楽しく表現していました。鷲谷氏からは、水田を大切にすることが地球環境を守ることにもつながるという内容をわかりやすく話してくださいました。

 子どもたちは発表の終わった地元小学生と一緒に「白根凧揚げ研究会」のみなさんの指導のもと、凧作りと凧揚げを行いました。凧揚げは子どもはもちろん、おとなも大いに楽しみました。

 今年は雪がなく、わずかに積もった雪で雪合戦をするくらいしか遊べずに残念な面もありましたが、ささかみのみなさんの温かいもてなしの心を充分に味わえるツアーでした。

■パルシステムとJAささかみ

パルシステムグループとJAささかみは1978年から28年間にわたって都市と農村をつなぐ産直の事業と交流を続けています。この事業と交流は、環境を保全し持続可能な食料生産をめざす環境保全型農業、資源循環型農業へと発展し、JAささかみからは安全でおいしい農産物が都市部の消費者である生協組合員に届けられ、都市部からは田植えや稲刈り、田んぼの生き物観察などのツアーとしてたくさんの生協組合員がJAささかみを訪れています。今年度も5月の「田植え」、6月の「草取り」、8月の「サマーキャンプ」、9月の「稲刈り」と産直交流を行ってきました。

2000年5月、(旧)新潟県笹神村、JAささかみ、パルシステム連合会の三者で締結した「食料と農業に関する基本協定」にもとづく「食料と農業に関する推進協議会」を設置し、産直に関わるさまざまな事業をすすめています。2005年には、この長年の取り組みが評価され、日本農業賞(主催:日本放送協会、全国農協中央会、講演:農林水産省)特別部門「食の架け橋賞」の大賞を受賞しました。



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