

鹿児島県東部の大隅半島は、うなぎが好む温暖な気候に加え、ミネラル分を含む地下水が豊富。養殖に適した弱酸性の水質であることも手伝い、この地下水を利用したうなぎの養殖が1960年代後半から盛んになりました。なかでも「大隅地区養まん漁業協同組合」は、養殖から加工、出荷まで一貫して行い、品質の向上だけではなく、安全性に対しても万全の態勢をとっている生産者グループです。

養殖池は地中深くからくみ上げた地下水で満たし、「半流水式」で必要に応じて新鮮な水と入れ換える仕組みになっています。コンピュータ制御で、一年を通じてほぼ同じ水温を維持。うなぎが活動的になり、エサをたくさん食べる環境を保っています。大隅で育てている品種はニホンウナギ(ジャポニカ種)。海外に多いヨーロッパ種に比べ、脂肪分が少なく、うなぎ本来の風味を感じます。

池揚げしたうなぎは、1日以上エサ断ちし、流水にさらしてしっかりくさみを抜きます。これを組合の自前の工場で蒲焼きに加工。白焼きにし、さらに蒸してから、焼きたれを3回に分けてじっくり焼き上げ、ふっくらとして香ばしい風味に仕上げています。たれには、化学調味料、着色料、保存料を加えていません。
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「白焼き」と「蒸し」、そして「たれ付け→焼き」を3回繰り返し、最後にたれを付けて仕上げた蒲焼きです

真空パックには、もれなく番号を打刻。養殖池や加工日がわかります
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