

サラダ、炒め物、スープなど幅広いメニューで親しまれるキャベツ。しかし、市販のものには、農薬を多用して育てられているものもあります。「キャベツは葉がやわらかく、病害虫の被害を受けやすいので、ほかの葉物野菜と比べても農薬を削減することはなかなか難しいんです」(パルシステムの青果担当会社・(株)ジーピーエス)。
しかしパルシステムでは、化学合成農薬の使用をできるだけ抑えた「エコ・チャレンジ栽培」に取り組んでいます。使用回数だけでなく、やむなく使う場合も農薬の内容を吟味。パルシステムが「毒性が強い」と判断した農薬や除草剤・土壌くん蒸剤などは使いません。その分、生産者は除草作業を手で行ったり、病害・虫害の予防には人一倍気を遣うなど、ていねいに育てています。

各産地では安全性はもちろん、おいしいキャベツを作るためにさまざまな工夫をしています。JAつくば市谷田部産直部会(茨城県)のキャベツ生産者、関口和美さんは、10年以上前に「エコ・チャレンジ栽培」に取り組み始めました。
「まず健康な土につくり直すことから始めました」(関口さん)。JAつくば市谷田部産直部会では、土の成分を分析し土づくりを行っています。「土に足りない成分がわかれば、必要な肥料の種類や量を的確に与えられるんです」。
もうひとつのこだわりは、畑に与える堆肥。「微生物の力でじっくり発酵した有機質肥料が健康な土をつくるんですよ。うちでは野菜くずを利用した堆肥を使っています」。
安全性の追求だけでなく、生産者と組合員が食味検査をする「おいしさプロジェクト」も実施。「甘くてあと味よく、パリッとみずみずしい。これも健康な土のおかげだね」と関口さんも自信を持っておすすめしています。

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「エコ」は、厳しい農薬削減基準を達成した証。
パルシステムでは、農薬削減の基準を独自に設定し、その基準をクリアした青果・米に『エコ・チャレンジマーク』を付けています。
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| JAつくば市谷田部産直部会(茨城県)のキャベツ畑と生産者の関口和美さん |
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