


「コア・フード米」は有機栽培、あるいはそれに準じて化学肥料・化学合成農薬をいっさい使わずに栽培された米。日本の米の流通量全体のうち、有機栽培米の流通量はたった0.13%(※)であることからも、このお米がいかに希少なものであるかがわかります。
その結果、田んぼは農が本来持つ「多様ないのちを育む力」を存分に発揮。「コア・フード米」の田んぼには、微生物も含めあらゆる生物の調和が取れた、豊かな生態系が広がっているのです。
(※)平成20年度・農林水産省消費安全局表示企画課調べ


「父には、反対されました。でも、難しい米づくりに挑戦するメンバーたちの姿に、触発されたんです」。そう話すのはコア・フード米産地のひとつ、大潟村産地会議の工藤猛さんです。覚悟をして始めた、有機栽培の米づくり。しかし予想以上に多くの苦難が待ち受けていたといいます。
とくに苦労したのが「草取り」。「広い田んぼに何度も入って、機械や手作業で草取り。時間はかかるし、夏は熱中症にやられました…」
それでも近年、大潟村では絶滅危惧種である鳥の生息が確認されるなど、うれしい変化が。工藤さんは改めて有機農業の意義を実感していると話します。「湖を干拓してできた大潟村は、もともと木が一本もないような環境だったんです。それでもいま、こうして生きものの連鎖が復活してきた。食べる人の安全はもちろん、この自然を守っていくためにも、農薬や化学肥料に頼らない『コア・フード米』の米づくりは大切な存在だと思っています」
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パルシステムのトップブランド。食の生産基準としては、パルシステムの最も高いレベルに位置し、いのちの循環を次代につなぐ、生産と消費のあるべき関係性を示すもの。 |
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| コア・フード米産地のひとつ、JA庄内たがわ(山形県)の田んぼ |

| 大潟村産地会議(オーリア21/秋田県)の生産者のみなさん。前列の右から3人目が工藤猛さん |
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