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牛乳の殺菌温度にちがいがあります:おいしさのヒミツ
わたしたちが普段飲んでいる牛乳は、母牛からしぼったお乳そのままではなく、熱を加えて殺菌(さっきん)をしたものだということを知っていましたか? 『こんせん72牛乳』も、ふつうにスーパーで売られている牛乳も、そして給食で飲む牛乳も、一度熱を加えて殺菌した牛乳なのです。

牛乳を飲むために必要な殺菌
もともと牛乳は、母牛が子牛に直接飲ませるもの。私たちが牛乳パックから飲むように、しぼってしばらくしてから飲むことは本来の状態ではありえません。だから、牛からしぼった「生乳」の品質が時間とともに少しずつ悪くなることは避けられないこと。このため、工場では「生乳」に熱を加えて殺菌を行なってからパックしています。
日本の牛乳の90%以上は、120℃くらいで殺菌されていますが、『こんせん72牛乳』の殺菌温度は72℃。どうして、普通の牛乳よりも低い温度で殺菌するのでしょうか。それは低い温度で殺菌するほうが、牛乳そのもののおいしさが残るとパルシステムが考えているからです。

ここがちがう!「こんせん72牛乳」の殺菌

72℃の熱で15秒殺菌する方法は、HTST殺菌といいます。しかしこのHTST殺菌は、細菌の数の少ない生乳がなければ実現できません。清潔な環境で育った健康な牛の「生乳」が必要なのです。そこで生産者は牛舎の掃除や器具の洗浄をしたり、お乳をしぼる前に牛の乳房をふくなどして、毎日ていねいに世話を行っています。


よく売られているほかの牛乳とのちがい

  殺菌方法 特徴 パックの方法
こんせん72牛乳 72℃の熱を15秒加えて、有害菌だけを死滅させる。HTST殺菌といいます サラッとした飲みごこち。ほんのりと甘みが感じられる。
栄養成分が生乳に近いかたちで生かされる
産地パック
北海道根釧地区の工場で殺菌・パックする
一般的な牛乳 80〜85℃で5〜6分の予備加熱の後、120〜130℃の熱を2秒加えてすべての菌を殺菌。UHT殺菌といいます たんぱく質が殺菌の熱でこげて、とろみが感じられる。
乳性たんぱくや水溶性カルシウムが変質する
消費地パック
しぼった生乳を消費地まで輸送し、そこで殺菌・パックする場合が多く見られる


サラッとしていて、甘いのはHTST殺菌だからこその味だよ。搾った牛乳を新鮮なうちに北海道でパックしているのも、おいしさの理由だね。


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