Sanchoku Action

「もったいない」の発想で
食料廃棄を減らす

現在、食料廃棄が国際的な問題となっています。日本でも輸入した食料のほか、国内で生産した食料でさえ、おいしさや安全性が同じでも、サイズや形が規格外のものは廃棄されているのが現状です。

そこで2009年からパルシステムでは、資源を有効活用した商品をはじめ、生産や流通の現場レベルから食料廃棄の削減に取り組んでいます。

たとえば、規格外のさつまいもを原料に活用した加工品や、ブロッコリーの茎を通常より長めに残して廃棄率を下げた商品を開発しました。また、出荷日以外に産まれて組合員にお届けすることのできない『産直たまご』を、カスタードプリンやカステラ、スープ、茶碗蒸しなどの原料にして有効に使っています。

『茎が長めのブロッコリー』をはじめとする商品開発などが「消費者を巻き込んだ多種多様な取り組み」として評価され、2014年3月、農林水産省が後援する「第1回食品産業もったいない大賞」で、「審査委員会委員長賞」を受賞しています。

生で食べる卵と同じ飼料で育てた新鮮な卵を、加工品の原料に活用しています
食品ロス削減国民運動(NO-FOODLOSS PROJECT)のロゴマーク「ろすのん」