Sanchoku Action

サンゴの森を育てて
里海を守る

『恩納もずく』が育つ沖縄県恩納村(おんなそん)。豊かな生態系を育み、もずくに必要な栄養分や酸素も生み出すサンゴが、地球温暖化による海水温上昇により危機に瀕しています。恩納村漁業協同組合では1990年代後半から、漁師・海人(うみんちゅ)らが自ら海に潜ってサンゴの植え付けを行い、海を守り育てています。

パルシステムもこの活動に2009年より参加。恩納村漁業協同組合と加工メーカーの(株)井ゲタ竹内とともに「恩納村美ら海産直協議会」を設立し、組合員との交流や、商品の利用代金の一部をサンゴの植え付けに活用するなどの取り組みを始めました。毎年約1000本のサンゴの植え付けをし、その数は2017年までに9300本となりました。2013年以降は植え付けしたサンゴでも産卵を確認しています。

恩納村漁協の海人が、自らの手でサンゴの植え付けをしています