<<1つ前のページへ戻るホーム > 自給飼料米の取り組み

あなたの「選ぶ」が日本の農業を守ります!

パルシステムは産地と連携し、自給飼料米の取り組みを進めています。日本の食料自給率を向上させ、耕作されないまま放置されている国内の田んぼを再生しようという試み。「自給飼料米」の挑戦に、参加しませんか!

「こめ豚」「こめ鶏」「こめ卵」の利用が“挑戦”の力になります!

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挑戦を続ける生産者と、挑戦を支える組合員を、パルシステムがつなぎます。

自給飼料米への取り組みは、「農」の価値を取り戻す試み

自給飼料米への取り組みがめざすのは、食料自給率という数値を向上させ、食の基盤を安定させるということだけではありません。それは「農」の価値を取り戻し、さらには「持続可能な社会」を次の世代へ手渡すための第一歩です。

田んぼがよみがえる!

約38万ヘクタールにも及ぶとされる、国内の遊休農地(2005年)。その一部で飼料米を作ることで、荒れた田んぼに、元来の生命力がよみがえります。土地の有効活用と耕地の保全がすすみ、地域の活性化にもつながります。

地域内での資源循環がすすむ。

米産地から畜産産地へは飼料米や稲わらなどの資源が、逆に畜産産地から米産地へは堆肥の原料となる畜ふんが提供されます。畜産産地と米産地の連携で“自前の資源”の有効活用が進めば、自給率もさらに向上。

文化・風景を次世代に継承する。

日本人の主食である米を生産し、生活を支えてきた日本の田んぼ。そこに根ざす生活文化や風景は、米を作り続けることでこそ守られ、次の世代へと受け継がれていきます。

荒れ果てる耕作放棄地 お米がつくれない休耕田→2008年7月、JAかづの。荒れかけていた土地は、飼料米を育てることで水田としてよみがえりました

 

食べる人とつくる人、双方がつながってこその「豊かな食」。

米を飼料として、良質な畜産物を生産しようという自給飼料米の取り組み。今後も続けていくためには、どうすればよいのでしょう?
もっとも大きな問題となるのは、“コスト”です。通常の米に比べて飼料米の価格は低いため、飼料米だけを作るのでは米生産者の安定した収入源にはなりません。しかも、その飼料米でさえ、輸入とうもろこしよりははるかに割高。飼料米を使用することで飼育コストが上がるため、畜産生産者は肉や卵などの価格を上げざるをえないのが実情です。
米生産者や畜産生産者を支え、飼料米の取り組みを続けていくには、なによりも“食べる人”の理解が必要。「こめ豚」「こめ鶏」「こめ卵」を積極的に利用することは、生産者の励みとなり、輸入飼料に頼っている日本の畜産の現状を変えることにつながります。一人ひとりの“選ぶ”行為が、日本の農業を守るための第一歩となるのです。

 

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*本ページの内容は2009年9月時点の情報です。

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