安全性もおいしさも“折り紙付き”の産直青果。けれどこれまで、サイズや形が“規格外”(※)とされたものは、安価な加工用として出荷したり、あるいは残念ですが廃棄したりしてきました。
しかし、パルシステムの産地ツアーや「もったいないプロジェクト」などで、この事実を知った多くの組合員から「産地で大事に育てた青果を、味わえないなんてもったいない!」と声が…。
そこで今回は、『エコ・里芋』のなかでもこれまでは廃棄されてきた小粒のものを詰め合わせてお届け。毎日のおかずはもちろん、おやつにも、気軽にパクッとつまめるサイズです。
※パルシステムで通常お届けしている青果の規格は、市販品よりもゆるやかに設定していますが、
小さすぎたり大きすぎたりする場合は廃棄されるものもあります。
昨年は夏場に雨が多かったから、里芋の生育はとても良好で、今季は例年にないほどの豊作。ただ、30gより小さいものはこれまで出荷できなかった。大きさで味が変わるわけじゃないんだけど、今までは廃棄するしかなかったんだ。
エコ・チャレンジ栽培だから、農薬散布回数は茨城県の慣行栽培基準の半分以下。除草剤も使わないから、夏場の除草はきついよ。でも安心して食べてほしくて作業をがんばってる。それは大きい芋も小さい芋も同じなんだ。
おすすめの食べ方は「きぬかつぎ」。よく洗ってゆでると皮もスルッとむけてラクだよ。塩をつけるだけで本当にうまい。酒のつまみに最高だね。大事に育てた里芋本来の味を楽しんでほしいな。