芽吹き屋のおはぎは、どうしてこんなにおいしいの? どんな人たちが、どんな場所で作っているの? おいしいおはぎと私たちをつなぐ「芽吹き屋」を少しでも知りたい。そう思い、岩手県石鳥谷町にある芽吹き屋の工場を訪ねました。芽吹き屋のおはぎは「岩手阿部製粉株式会社」という地元の製粉屋さんによって作られていました。
和菓子はシンプルな原料から成るごまかしのきかない食べ物です。よけいなものを入れると味のバランスが崩れてしまう。だから、出来るだけ良い素材でシンプルに作る。それが和菓子本来の姿だと思います。ですから、芽吹き屋も徹底して原料にこだわっています。保存料、着色料などを添加したもののほうが、最近は普通になっていますが、それでも、伝えられてきた和菓子のおいしさを一世紀後に残すために‘本物の味’を伝えていきたいと思っています。
笑顔で答える阿部明氏
確かに和菓子は、馴染みがない人にとって、取っつきにくいところがあるかもしれません。そういう場合は、その人の慣れた味に和菓子のおいしいところを少しづつ取り込んでいってあげます。あんがだめならイチゴにしてみるとか。イチゴ大福がそうですね。そうして徐々に和菓子の味に慣れていって…… 。最後にはやっぱり‘本来の和菓子’を「おいしい」と思ってもらいたいですね。
会社名(阿部製粉株式会社)を、よく知られている『芽吹き屋』に変えてみてはどうかと言われます。でも変えるつもりはありません。なぜか。それは自分たちが製粉屋だからこそ和菓子の原料の土俵で勝負できたと考えるからです。あくまで「製粉屋=原料屋」であること、この素朴な出発点でもあり自負でもある言葉が入った社名は、ですから、変えられないのです。
取材日 2005年8月5日
おはぎの製造にはいくつもの作業行程があり、それぞれに何人もの人が関わっています。そんな、おはぎの製造風景を製造の順に追いました。
手前に見えるのが、おはぎに使用するつぶあん。向うに見える白いかたまりがおもちです。ひとつひとつ手作業で丁寧に包みます。
完成したおはぎをトレイに詰めます。この作業は人の手で行われます。手前の機械からはおはぎが次々と出てきます。
トレイに詰めたあとは機械で自動包装。ベルトコンベアーで運ばれているのはもう、いつも見ている「芽吹き屋のおはぎ」です。
最後に行うのはやはり異物チェック。金属探知器も芽吹き屋の信頼の一翼を担っているのです。
「目覚めたときがつくりたて」の芽吹き屋のおいしいおはぎを味わえるのも、この凍結庫のおかげ!? この後、出荷されます。
工場を見学して、素人ながら感じられたことは、衛生面に対する細心の気づかい。工場内の各所に消毒コーナーや衛生管理チェック表などがありました。
いろいろな和菓子の製造を見せてもらいました。廊下側の大きなガラス窓から作業室の中をのぞくと、奥では白衣の人たちが細かな手作業を続けていました。
50g×6 446円(税込み468円)
北海道産の小豆と国産の道明寺粉を使ったこだわりのおはぎです。自然解凍するだけで食べられます。
6個300g 498円(税込み522円)
北海道産小豆使用の「あんこおはぎ」、黒ごまをまぶした「ごまおはぎ」、きな粉をまぶした「きな粉おはぎ」3種の詰め合わせです。
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